2025/04/01 11:00
故カート・コバーンの最も象徴的な楽器のひとつが、ヨーロッパで初めて展示されることになった。ロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージック・ロンドンは、現地時間2025年6月3日から11月18日まで開催される『Kurt Cobain Unplugged』展で、ニルヴァーナのフロントマンである故カート・コバーンの貴重なMartin D-18Eギターを展示すると発表した。
「カート・コバーンの世界に足を踏み入れ、一時代を築いたバンド、ニルヴァーナの遺産を探訪しましょう。ニルヴァーナにとって最後のテレビ出演のひとつであり、そのわずか5か月後にコバーンが亡くなる前の象徴的な1993年の“MTVアンプラグド”パフォーマンスを振り返ります」と、展示の説明文には記されている。さらに、2020年にオーストラリアの起業家ピーター・フリードマンAMが、この楽器を600万ドル(約8.9億円)以上で落札し、オークションで落札された史上最高額のギターとなったことも紹介されている。
この展覧会では、故コバーンのギターに加え、彼が1993年11月のパフォーマンスで着用していた、同じく有名なオリーブグリーンのモヘア・カーディガンも展示される。この2つのアイテムが一緒に展示されるのは今回が初めてとなる。
「このギターを購入したとき、私の意図は、このギターを世界中で展示し、パフォーミング・アーティストたちを支援することでした」とフリードマンはプレス・リリースで語った。「この意図が実現し、この種の展示会としては初めてロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージック・ロンドンで開催されること、そしてそれが世界中の才能ある音楽家を支援することにつながることを嬉しく思います」と続けた。
また、この展示では、訪れた家族連れが創造性を発揮できるよう、ドレスアップして自分のギターをデザインしたり、ギャラリーにて『ギターヒーロー5』でニルヴァーナの最も象徴的な曲を演奏したりする機会も提供される。
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