2013/08/29 17:53
スティングが造船業を題材にした新しいスタジオ・アルバム『ザ・ラスト・シップ(The Last Ship)』のため、地元である英国・ニューカッスルに由縁のあるアーティストにコラボレーションを依頼した。彼は労働者たちを賛美するサウンドを生み出すために、シンガー兼俳優のジミー・ネイルの引退を引き止め、お馴染みのコラボレーターであるキャサリン・ティッケルやハーモニーを得意とするウィルソン・ブラザーズに参加を要請したようだ。
しかし、最大のサプライズ・ゲストは、シャガレ声のAC/DCのフロントマン、ブライアン・ジョンソンだろう。イングランド北部のニューカッスル近くで生まれたブライアンは数曲で歌っている。
スティングは9月25日全米リリース予定の同作へのアプローチについて、「ある要素をとって加えるとどうなるか見たいんだ。それが創造性を爆発させる。結果は予測不能だが、やってみる価値はある。少し混ぜることが俺の仕事さ」と話す。
『ザ・ラスト・シップ』には他にも、ジュリアン・サットンやジ・アンサンクス、そしてティッケルの弟、ピーター・ティッケルなども参加している。
同作は、2003年の『セイクレッド・ラヴ』以来となるオリジナル・アルバムで、同タイトルの新しいミュージカルのためにスティングが作った曲で構成される。帰郷物語である同ミュージカルは、スティング(本名ゴードン・サムナー)が育ったイギリスはウォールセンドにおける造船業の衰退を背景に描かれている。
「自分が触れ、愛し、そして学んできた全ての音楽が俺の音楽の基になっている。だから、多くの曲はイングランド北東の、フォークが基調となる音階がルーツになっているのさ」と話すスティング。新作のリリースを記念し、9月25日から10月9日にかけてニューヨークのパブリック・シアターで開催されるベネフィット・コンサート10公演にて、『ザ・ラスト・シップ』から数曲を披露する予定だ。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
<ライブレポート>B'zが37年の歴史でファンと築き上げたパッション――ライブツアー【B’z LIVE-GYM 2025 -FYOP-】
2
【ビルボード】Number_i『No.II』が通算4度目となる総合アルバム首位 IMP.の2ndアルバムが2位に登場
3
【先ヨミ】King & Prince『STARRING』20.5万枚で現在アルバム1位独走中
4
Nissy、45万人が熱狂した2度目の6大ドームツアーを映画化 初日舞台挨拶のオフィシャルレポート到着
5
DOMOTO、「愛のかたまり」Spotify Live VersionをYouTubeプレミア公開&『THE FIRST TAKE』音源も配信へ
インタビュー・タイムマシン
注目の画像



グラミー賞でブルーノ・マーズ、リアーナ、スティングのSPコラボが
ハリケーン被害うけ、早くもチャリティ・コンサート開催へ
■スティング■ ソロ活動25周年を祝ってツアー、アルバム、演劇














