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2013/08/28

Dr.ルーク、レーベル契約が障害で“アイドル”審査員ならず

 先日の報道とは裏腹に、ヒット・メーカーであるDr.ルークは米オーディション番組『アメリカン・アイドル』シーズン13の審査員を引き受けないことが明らかになった。ハリウッド・リポーターが伝えている。

 ソングライターでありプロデューサーで、ケリー・クラークソンの「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」や「マイ・ライフ・ウッド・サック・ウィズアウト・ユー」、ピンクの「フー・ニュウ」、ケイティ・ペリーの「キス・ア・ガール」などの世界的ヒット曲にクレジットされているDr.ルークは、続投するキース・アーバンとジェニファー・ロペス(公式発表はまだ)に続く、数か月にも及んだ3人目の審査員探しで選ばれた最後の候補者だった。

 しかし、8月24日付のハリウッド・リポーターの報道によれば、ルーク(本名ルーカス・ゴットワルド)はソニー・ミュージックとの契約が妨げになったという。同大手企業は、2011年にルークと有益なレーベル契約を締結。『アメリカン・アイドル』のレコーディング独占権を所有しているのは、ソニーの競合であるユニバーサル・ミュージック・グループなのだ。

 ルークが数か月でも審査員を務め、才能を育てて、ゆくゆくはそのアーティストを別のレーベルへもたらすとなると、彼のヒット・メーカーとしての力を費やすことになり、同企業のビジネスにとって打撃となる。L.A.リードも、シーズン10を前に『アメリカン・アイドル』の準備をしていた際、似たような障害に直面し、実際にはソニーとレコーディング契約を結んでいるFoxの別のオーディション番組『Xファクター』へ出演することになった。リードは2年で同番組を離れている。

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