2013/08/27
初の単独単行本『東京百景』を執筆したピースの又吉直樹
お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が、初の単独単行本エッセー『東京百景』の出版記念トークイベントを27日、東京都内で行い、開催前に報道陣の囲み取材に応じた。
本作は、又吉が上京してからの何でもない日常、芸人として活動する日々の思い出を、思い入れの深い東京の風景とともにつづった100編の物語からなる自伝的エッセー。
文学青年で太宰治好きを公言する又吉は、「すごく好きな太宰の『東京八景』という短編があって、“いっぱい候補があってどうしよう”というところで終わっている。8個じゃまとまらないけど、100個ならまとまるんじゃないかと思って書きましたが、まとまらなかった」と笑わせた。
上京して最初に住んだのは三鷹。その後住んだ高円寺のアパートは「風呂なしだから安かった。2万5千円」と明かし、直球で現在の家賃を問われると「成人男性の平均プラス2万円ぐらいのところです。(芸人になって)10年以上たって、ようやく年相応の、同級生たちと同じような暮らしができてきたかなという感じです」と感慨深げに語った。
女性と訪れた東京の街はなく、現在も恋人はいないといい、「4年前ぐらいから、(恋人は)3年いないと言っています。いないのは3年ぐらいですかね」と強調。「対象はいないけど、いつでも愛せる気持ちだけは大きくなっていっている。僕を驚かせてくれるような女性がいいです」とアピールし、将来のプロポーズ時期の目安は「15年で百景だから、『東京百二十景』ぐらいには。3年から5年ぐらいですかね」と妄想を膨らませた。
エンタメ OVO
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