今週の洋楽まとめニュースは、リンゴ・スターに関する話題から。

　現地時間2025年1月14日、米ナッシュビルのライマン・オーディトリアムで収録されるリンゴ・スターのコンサート特番が、米CBSとパラマウント+で今春放送されることが明らかになった。この番組の収益の一部は、米ロサンゼルス地域で続く山火事の救済に役立てられる。

　【リンゴ＆フレンズ・アット・ザ・ライマン】と題された2時間の特番で、リンゴは1月10日にリリースしたカントリー・アルバム『ルック・アップ』からの楽曲を披露する予定だ。最新作でコラボしたビリー・ストリングスやモリー・タトルをはじめ、シェリル・クロウ、ロドニー・クロウエル、ミッキー・ガイトン、エミルー・ハリス、サラ・ジャローズ、ジェイミー・ジョンソン、ブレンダ・リー、ラーキン・ポー、ザ・ウォー・アンド・トリティー、ジャック・ホワイトといった豪華なアーティストたちもステージに集結する。

リンゴ・スター、コンサート特番の収益をLA山火事の救援活動に寄付　シェリル・クロウ／ジャック・ホワイトら出演

　BLACKPINKが1年以上前に活動を休止し、メンバー全員がそれぞれのソロ・プロジェクトに専念する中、リサは精力的にソロ活動を行ってきた。27歳のシンガー兼ラッパーである彼女は、シングルを次々とリリースし、デビュー・アルバムを磨き上げ、目を見張るようなパフォーマンスを披露してきた。

　さらに、マイク・ホワイトが手掛けるドラマ・シリーズ『ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル』で俳優デビューも果たす。

BLACKPINKのリサ、ソロ活動で最も誇りに思った瞬間を語る

　2017年に発売されたエルトン・ジョンのベスト・アルバム『ダイアモンズ』が発売から8年たって初の全英アルバム・チャート1位を獲得した。

　エルトンは、この快挙について自身のSNSで動画を投稿。ファンに感謝するとともに、今年新たな新曲を出すことを示唆している。「“ダイアモンズ”で全英1位を獲得できて本当に嬉しいです。 2017年に発売されましたが、まるで一昔前のように感じますね。このアルバムがチャートのトップに立ったのは今回が初めてで、その間に私のキャリアに信じられないようなことがたくさん起こったので、私は恵まれていると思います。大喜びしているし、いつも愛とサポートをしてくれる素晴らしいファンのみんなに心から感謝します。そしてエキサイティングなニュース！2025年に新曲を出します！」と話している。

エルトン・ジョン、リリースから8年を経てベスト盤『ダイアモンズ』が全英1位に

　さて、今週の米ビルボード・ソング・チャートでは、レディー・ガガとブルーノ・マーズのコラボレーション・シングル「ダイ・ウィズ・ア・スマイル」が2週目の首位を獲得した。

　昨年7月からソング・チャート“Hot 100”史上最長記録となる通算19週間首位を獲得したシャブージーの「ア・バー・ソング（ティプシー）」は、先週に続き今週も2位をキープ。ビリー・アイリッシュの「バーズ・オブ・ア・フェザー」も前週に続き3位にランクインして、ロック＆オルタナティブ・ソング・チャートとオルタナティブ・ソング・チャートではそれぞれ23週目の首位を獲得した。

【米ビルボード・ソング・チャート】レディー・ガガ＆ブルーノ・マーズ2週連続首位、モーガン・ウォレン新曲TOP10入り

　そして、アルバム・チャートでは、リル・ベイビーのニュー・アルバム『WHAM』が1位に初登場した。

　今週2位には、バッド・バニーの新作『DeBÍ TiRAR MáS FOToS』がデビュー。先週12週目の首位を獲得したシザの『SOS』は3位に。

【米ビルボード・アルバム・チャート】リル・ベイビー4作目の首位獲得、バッド・バニー初登場2位

その他今週の注目ニュース
エイベル・テスファイ、ザ・ウィークエンドとしての活動終了について振り返る「自分で終わらせない限り、それは終わらない」
コリー・ウォン、2025年6月に来日公演決定
コールドプレイ、最新ALの“ビジュアル・コンパニオン”となるショート・フィルム『A Film For The Future』公開へ
ワム！、「Last Christmas」MVで自身初のYouTube10億再生を達成
ドージャ・キャット、アメリカ赤十字と提携して米LA山火事の被害者を支援するグッズ・コレクション発表