2013/08/21
オーストラリアの音楽フェスをドタキャンしたとしておよそ40万ドルの損害賠償を求められていたフロー・ライダーが、支払いを免れた。
フロー・ライダーは、2011年の【ファット・アズ・バター(Fat As Butter)】フェスティバルの出演料を前もって受け取ったとされていたものの、ショーを行わなかったという。同フェスの主催者だったマザーシップ・ミュージックは、ニューサウスウェールズ州地方裁判所にて、フロー・ライダーおよびマネージメントのVIPエンターテイメントとコンセプツに対し、契約違反による損害として合計417,345オーストラリアドル(約3,700万円)の訴訟を起こしていた。
当時、主催者側は書類を送る選択肢が限られていたため、ジュディス・ギブソン裁判官の指示のもとFacebookを経由して召喚する書類を送るといった、通常は行わない方法を取ったという。
主催者側に有利な初回の判決を受けフロー・ライダーは、ニューサウスウェールズ控訴裁判所に異議を申し立て、8月20日にそれが支持された形だ。
裁判官たちは、フロー・ライダーが実際にFacebookに接続したという証拠がないため、送達手段として同ソーシャル・ネットワークを使ったことが適当でなかったとの判断を下した。
ロバート・マクファーラン判事は判決の理由を、「Facebookのページが実際にフロー・ライダーのものであるとの確証はなく、そこに投稿してもタイミングよく彼の目に留まる保証もなかった」と述べている。
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