2013/08/14
Billboard Bizによると、Google+が徐々にではあるが、Facebookに追いついてきている模様だ。
現在Facebookに次ぐ規模SNSであるGoogle+がSoundCloudのプレイヤーをタイムラインに埋め込めるようになったと、Google、SoundCloud双方が発表した。
今年5月に、4000万のユーザーをもつSoundCloudがGoogle+のアカウントでログインできるようになったのに対し、今回Google+はその恩を返すかのごとく、約3億5000万のユーザーに対してSoundCloudのプレイヤーを埋め込めるようにした。以前はタイムラインに貼られたSoundCloudのリンクをクリックすると、ページが遷移する仕様となっていた。
この新機能をアーミン・ヴァン・ブーレン、スヌープ・ドッグ、パール・ジャムらが早速活用し、SoundCloudにアップした自身の音源をGoogle+にポストしている。
「SoundCloudを利用するクリエイター(の作品)をどこでも聴けるようにしたいんだ。」SoundCloudのプラットフォーム部門の開発部長Manolo Espinosaはこう述べる。「この機能の重要なポイントは、Google+のように核心的な技術をもった企業およびそのサービスとの連動性を強めることだ。そしてこの機能によってクリエイターたちはオーディエンスを増やし、自身の作品をよりシェアしてもらいやすくなる。」
いまSoundCloudはもっとも成長の早いSNSのひとつである。ベルリンでは2011年から2012年にかけて、アーティストに対する楽曲の再生回数が3倍にもなった。SoundCloudにいる4000万のアクティブユーザーは、1か月に2億人以上のリスナーにリーチしている。
FacebookはすでにSoundCloudとの連携しており10億以上のアクティブユーザーを抱えている。それに対しGoogle+はこれまでに5億人が登録、現在約3億5000万のアクティブユーザーを獲得した。まだまだ数に開きはあるが、ユーザー数だけでなく、機能面でもFacebookに追いついてきている。
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