2013/08/07
ビルボード・ジャパンの新企画『Billboard JAPANカンファレンス』が9月10日から、いよいよスタートする。
本企画は、毎回“ミュージックマン”をゲストに招き、トークセッションとミニライブの二本立てで構成される新シリーズだ。第一回目のゲストは元・ポリドール株式会社代表取締役社長の折田育造氏。FEN 漬けの学生時代を過ごし、1965年、卒業と同時にレコード会社に入社、以来40年メジャーレコード会社ひとすじ。“アートロック”キャンペーンを掲げ、クリーム、レッド・ツェッペリン、CSN& Yらを紹介し、70年代には フラワー・トラベリン・バンドの海外進出や後期のザ・タイガース、ドゥービー・ブラザーズ、イーグルス、クイーン、加藤和彦“ヨーロッパ3部作”などを担当、その後は槇原敬之、GLAY、山崎まさよしらのデビューに関わり、最近では、書籍「アトランティック・レコードを創った男 アーメット・アーティガン伝」日本語版を監修(13年8月発売)した。
日本のポピュラー音楽シーンの礎を築かれた氏の話には、多くの笑い話と共に音楽のこれからを考えるヒントが満載されていることだろう。また、幕間には、爽やかな歌声で独自の活動を展開する Rie fuによる当時の名曲の数々を振り返るようなライブパフォーマンスも。さらに、聞き手はJ-WAVEでも活躍中の、ヒットチャートからサブカルチャーまでに造詣深い渡辺祐氏、最先端の音楽状況に詳しいコンサルタントの榎本幹朗氏を迎えた鉄板布陣。いつものビルボードライブでのリラックスした空間で、リビング・レジェンド達が語る生のトークと、現代のミュージックシーンを彩る音楽のコラボレーションを体感したい。
◎公演情報
【Billboard JAPAN カンファレンス vol.01】
日程:9月10日(火)
時間:18時開場、19時半開演
会場:ビルボードライブ東京
料金:全席3000円
予約・お問合せ:ビルボードライブ東京 03-3405-1133
※指定席は電話予約のみ。その他の席は、電話・WEB同時受付
予約開始:CLUB BBL会員先行 8月8日(木) 一般発売 8月15日(木)
ゲスト:折田育造 (株式会社BOOK代表取締役。元・ポリドール株式会社代表取締役社長)
聞き手:渡辺祐、榎本幹朗
ライブゲスト:Rie fu
企画構成:永田純
◎折田育造
株式会社BOOK代表取締役。元・ポリドール株式会社代表取締役社長
1941年11月29日生まれ。慶応義塾大学経済学部卒。65年 日本グラモフォン(株)入社、アトランティック・レコード担当のほか、69年からは邦楽も手がけた。70年 (株)ワーナー・パイオニアに入社。83年から邦楽を担当、86年 邦楽部長、88年 洋楽部長として多数のアーティストを手がけた後、89年 WEA ミュージック(株)、91年 (株)ワーナー・ミュージック・ジャパン、95年 ポリドール(株)の社長を歴任し、2001年に退任。
◎Rie fu
2004年デビュー。07年ロンドン芸術大学卒。2012年Rie fu inc.設立。
日本語と英語、癒しと辛辣さがミックスされた歌詞、ジョニ・ミッチェルやキャロル・キングなど70年代女性シンガーソングライターに影響を受けた楽曲、またカレン・カーペンターに影響を受けた歌い方が特徴。2013年現在7枚のアルバムを発表しており、同年9月にはカーペンターズのカバーアルバム、“Rie fu sings the Carpenters”をリリース。音楽活動のかたわら『様々な工事現場を描く』油彩画家としても創作活動を行っている。
◎渡辺祐
エディター/ライター 1959年神奈川県出身。編集プロダクション、ドゥ・ザ・モンキー代表。80年代に雑誌「宝島」編集部を経て独立。以後、フリーランスの編集者/ライターとして活動。またテレビ「タモリ倶楽部」などにも出演、FM局J-WAVEでは土曜午前の番組ナヴィゲーターも務めている。音楽、カルチャー全般を中心に、落語、食、酒など守備範囲は幅広い。自称「街の陽気な編集者」。
◎榎本幹朗
1974年 東京都生
musicman-netで『未来は音楽が連れて来る』を連載。海外の事例・データを駆使して近未来図を描き、音楽業界に反響を呼んでいる。ピーター・バラカン氏、佐久間正英氏、佐々木俊尚氏との対談の他、Wired Japan、ダイヤモンド、オリコン、日経BP、東京FMなどメディア露出も多数。上智大学英文科出身。音楽・映像・ウェブの制作を経て、2000年、スペースシャワーTVの子会社ビートリップで、放送と連動したメジャーアーティストのライブ・ストリーミングを50本近くディレクション。2003年、ぴあ社に入社。モバイル・メディアのプロデューサーを経て独立。現在は音楽配信、音楽ハード、音楽メディア等の戦略策定とサービス・プランニングを中心に活動中。
◎永田純
音楽エージェント/ プロデューサー。1958年東京生まれ。
70年代中頃よりコンサート制作にかかわり、79-80年、YMO のワールド・ツアーに同行。84年坂本龍一アシスタント・マネージャーを経て、85年以降、矢野顕子、たま、大貫妙子、金子飛鳥、レ・ロマネスクらをマネージメント、細野晴臣、友部正人、三宅純、野宮真貴、マルセル・マルソーらを代理した。プロデューサーとしては 東京メトロ、六本木ヒルズ、東急文化村、J-WAVE、世田谷文化財団等の主催公演、NHK「みんなのうた」、スタジオジブリ「ホーホケキョ となりの山田くん」 サウンドトラック、「セサミストリート/ 日本版」等に関わる。また、オーディオ代理店、音楽出版を手がけ、2011年設立された “ひとり立ちするミュージシャンのためのパブリック・サービス” 一般社団法人ミュージック・クリエイターズ・エージェント 代表理事。著書に「次世代ミュージシャンのためのセルフマネージメント・バイブル」。有限会社スタマック代表。元・東京シュタイナーシューレ理事。
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