2013/08/05
ロビン・シックが次回の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で初のNo.1を獲得するのは確実のようだ。7月30日にリリースされた『ブラード・ラインズ』は、調査期間最終日までにおよそ13万5000枚から14万枚を売り上げるのではないかと予想されている。
シックは、2011年の前作『ラヴ・アフター・ウォー』では4万1000枚を売り上げ(ニールセン・サウンドスキャン調べ)、最高位となる22位に初登場している。また、2006年から2009年の間にリリースされたそれ以前のアルバム3枚は、全てトップ10入り。2003年のデビュー・アルバム『ア・ビューティフル・ワールド』は最高152位だった。
なお、2位にはロック・バンド、ファイヴ・フィンガー・デス・パンチの新作『ザ・ロング・サイド・オブ・ヘヴン&ザ・ライチャス・サイド・オブ・ヘル Vol.1』がチャートインする見込み。同グループの週間最高セールスとなるおよそ10万枚の売り上げが予想される。
ラッパーのテック・ナイン、およびバックストリート・ボーイズのニューアルバムも注目を集めるだろう。テック・ナインの『サムシング・エルス』はおよそ5万5000枚から6万枚を売り上げるとみられ、5万6000枚以上であれば自身のこれまでの週間最高セールス確定となる。一方、バックストリート・ボーイズの『イン・ア・ワールド・ライク・ディス』は、約5万枚から5万5000枚の売り上げが見込まれており、9作連続のトップ10アルバムとなりそうだ。
他にトップ10デビューが見込まれているのは、新人3人組、エンブレム3(Emblem3)のデビュー・アルバムだ。FOXの人気オーディション番組『Xファクター』で人気を得た彼らの『ナッシング・トゥ・ルーズ』は、おそらく4万枚ぐらいを売り上げるだろう。
結果は8月7日の朝に明らかになる。
主要6社であるiTunes、Trans World Entertainment、Best Buy、Starbucks、Target、Anderson Merchandisersからの報告によるサウンドスキャンの週間調査のうち、最初の4日間(月曜から木曜)の結果を反映したビルディング・チャートは下記のとおりだ。(米ビルボードではこの数字が全米アルバム・セールスの85%を構成するものと見積もっている)
◎ニールセン・サウンドスキャン・ビルディング・チャート
※順位(前回順位)アーティスト名/作品名
01(-)ロビン・シック/『ブラード・ラインズ』
02(-)ファイヴ・フィンガー・デス・パンチ/『ザ・ロング・サイド・オブ・ヘヴン&ザ・ライチャス・サイド・オブ・ヘル Vol.1』
03(-)バックストリート・ボーイズ/『イン・ア・ワールド・ライク・ディス』
04(-)テック・ナイン/『サムシング・エルス』
05(-)エンブレム3/『ナッシング・トゥ・ルーズ』
06(2)ジェイ・Z/『マグナ・カルタ...ホーリー・グレイル』
07(3)サウンドトラック/『ティーン・ビーチ・ムービー』
08(1)セレーナ・ゴメス/『スターズ・ダンス』
09(4)キッズ・バップ・キッズ/『キッズ・バップ24』
10(6)フロリダ・ジョージア・ライン/『ヒアズ・トゥ・ザ・グッド・タイムス』
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