2013/08/01
7月31日 AKB48が全国5大ドームを巡る【AKB48・2013真夏のドームツアー ~まだまだ、やらなきゃいけないことがある~】の札幌ドーム公演を開催した。
3万人の観衆を集めたこの日は、アンコール分含め全48曲を披露。SKE48のチームEに所属する東李苑は北海道出身ということもあり、トークでは緊張した様子が見られたが、島崎遥香と木崎ゆりあ(※崎は山偏に立可)と共に「黒い天使」を堂々と披露するなど、地元でのコンサートに華を添えた。
また、開催前から話題のひとつに上がっていたのが、前田敦子の参加。AKB48のステージへ1年ぶりに立った彼女は大歓声に迎えられ、「Flower」「君は僕だ」を歌い終わった後は、目を潤ませ口元を手で押さえるなど感極まった様子に。しかし、ドーム中に響く“あっちゃん”コールに応え「皆さん、お久しぶりです。前田敦子です」と挨拶する際には笑顔をみせ、「卒業して1年が経ちました。こうしてまた皆さんの前で歌うことができて幸せです。短い時間ですが、楽しんでいってください」と呼びかけ、その後は9月18日リリースのソロ楽曲「タイムマシンなんていらない」を初披露して舞台を後にした。
そしてアンコールでは、ツアー初日の福岡公演でサプライズ発表された研究生7名(AKB48研究生の小嶋真子、西野未姫、岡田奈々、SKE48研究生の北川綾巴、NMB48研究生の渋谷凪咲、HKT48研究生の田島芽瑠、朝長美桜)による新ユニットが登場。メンバーはやや緊張の表情を見せていたが、ユニット名が“てんとうむChu!”に決定したことが伝えられると、「かわいいー!」「うれしいー!」と笑顔になり、レッスンを積んできたた「君だけにChu!Chu!Chu!」を初々しくも元気いっぱいにパフォーマンス。最後は「これからも私たち“てんとうむChu!”をよろしくお願いします!」と記念すべき初ステージを締めくくった。
(C)AKS
◎前田敦子コメント(公演後の囲み取材)
Q.ステージに立った時と2曲歌い終わった後に、あっちゃんコールがありましたが?
A.本当に嬉しかったです! 気づいたらコールが聞こえてびっくりしてしまいました。
ホントに嬉しい! それが素直に出てしまって感極まってしまいました。
Q.卒業してからステージに立つのは不安な部分が大きかったと思うのですが、例えば、ファンの方がAKB48卒業後の前田敦子を受け入れてくれるのか? などとは思いませんでしたか?
A.そんなに冷たい皆さんだと思っていないので(笑)、普通に楽しもうとは思っていたんですけど、温かさが伝わってきて、びっくりしましたね。そこまで優しく迎え入れてくれるとはさすがに思っていないくらいの、ウェルカム! っていう感じを全面に皆さんが出してくれて、それが声援だけですごく伝わってきて…嬉しかったです。
Q.曲を歌い終わった後に一瞬ウッと(泣きそうに)なりましたが…? あの時の気持ちは?
A.声援がちゃんと聞こえてきたのは歌い終わった後ですね。何かうわーって実感したというか…「ここに立ってるんだ」って思えたのは、(歌い)終わったあとですね。
Q.新曲をこういう30,000人のファンの方々の前でお披露目できることは?
A.嬉しいです! いつでも歌える環境ではなくなったので、新曲を発売するっていうのが決まっても、やっぱり普通はそんなすぐ大勢のみなさんの前でっていうのはできないじゃないですか。AKB48からは卒業してしまったけど、一緒にがんばっていられるのは嬉しいなって。今日そして呼んでもらえることが嬉しいなって思いました。
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