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2013/07/24

架空のパロディ・メタル・バンド、スパイナル・タップ再結成か

 架空のヘヴィ・メタル・バンド、スパイナル・タップの創設者であるクリストファー・ゲストが、同バンドを2014年に再結成させるかもしれないとほのめかしている。

 “The Observer”でのインタビューでゲストは、「定期的にショーをやってくれとは言われるんだが、俺が言えることは、俺たちは来年何かをやろうと話している最中だということさ」と話している。“俺たち”とは、ゲスト(ナイジェル・タフネル)、マイケル・マッキーン(デイヴィッド・セントハビンズ)、ハリー・シェアラー(デレク・スモール)だ。

 同インタビューは主に、5月にHBOで公開されたモキュメンタリー(=擬似ドキュメンタリー)・スタイルのホームコメディ・TVシリーズであるゲストの最新作『ファミリー・トゥリー(Family Tree)』について語られているのだが、『ウェイティング・フォー・ガフマン(Waiting for Guffman )』や『ドッグ・ショウ!(Best in Show)』などを手がけた俳優兼監督の彼は、1984年の映画『スパイナル・タップ(This Is Spinal Tap)』で一躍有名になった同パロディ・バンドについても触れた。

 また、2009年にスパイナル・タップのメンバー達と【グラストンベリー・フェスティバル】のピラミッド・ステージに立ったことにも軽く触れ、「素晴らしいショーだったよ。13万人とかそれ位の人がいた。30年前のあの映画から俺たちはツアーに出て、ウェンブリーやアルバート・ホール、カーネギー・ホールで演奏したのさ……。変な話だけど凄いことだ。フィクションが本物になったのさ」と話した。

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