2013/07/23 16:45
ワールドツアー【ミセス・カーター・ショー】の一環で、デトロイト郊外のザ・パレス・オブ・オーバーンヒルズにて公演を行ったビヨンセが、ライブの中でサム・クック「A Change is Gonna Come」を歌い、危機に瀕しているデトロイトに捧げた。
歌唱中には、ボクサーのジョー・ルイス、ボブ・シーガー、キッド・ロック、エミネム、ザ・ホワイト・ストライプス、ベリー・ゴーディ、モータウンのレジェンドらの写真。さらにデトロイトを象徴する場所の写真で構成されたビデオモンタージュが映し出され、映像は“Nothing Stops Detroit!”というメッセージで締めくくられた。
ビヨンセ自身は、今回の件ついてステージで直接語ることはなかったが、広報担当者はビルボードに対し、「この素晴らしく輝かしい街の歴史に対するユニークなトリビュートであり、この街に住む人々のたくましい精神を称えたもの」とコメント。
デトロイト市は現在、推定180億~200億ドル(約1兆8000億~2兆円)と言われる巨額の負債を抱え財政破綻に陥っており、同地で育ったアレサ・フランクリンも「街が破綻しても我々には復活に欠かせない豊かな心があります。ビッグ・スリー、民間セクター、そしてワシントンからのちょっとした助けで、デトロイトの最良で輝かしい日々がまだこの先にあるのです」と訴えていた。
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