2013/07/22
“カレンダーをめくり終え、僕たちは新しい季節を迎えました。ドラマの最終話のように少し大人びた表情をしているかもしれません。いつもの帰り道で拾ったのは雨に打たれ、びしょ濡れた「死」。秒針が指し示したのは、今となってはもう長くはない「残り時間」でした。いつか体は冷たくなって、心臓はそっと停止します。ぼくたちは停止するまでの心臓音で果てるまで踊ります。THEラブ人間は「生きること」を歌うことに決めました”。金田康平は、2ndアルバム『SONGS』を発表するにあたってこう綴った。
そう、『SONGS』はこの1年に巻き起こった金田の人生の岐路が確変させた愛と死生観、バンドとしての覚悟が埋め込まれた、濃厚にしてクールな作品だ。そしてそこには同時に、リミッターを取っ払った表現者としての意地と新たな季節が、一言一句これしかないという言葉が、血文字で刻まれたような熱さと生命力で描かれている。
そこで、『SONGS』を携えた旅もクライマックスを迎えているTHEラブ人間・金田康平に、ソングライターとして、バンドマンとして、そして1人の人間として、初期衝動を全てぶち込んだ1stアルバム『恋に似ている』から『SONGS』にたどりつくまでの揺れ動く感情と変化をインタビュー。眠る前に読む小説のように、“泣きながら踊れる夜”を迎えるその前に、このテキストを読み解いて欲しい。
[URL]
http://kansai.pia.co.jp/interview/music/2013-07/theloveningen-songs.html
[オフィシャルサイト]
THEラブ人間 http://loveningen.jp/
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