2013/07/19 13:10
オアシスの元フロントマンであるリアム・ギャラガーがニュースの見出しを飾るのは、ほぼ音楽以外のこと。そんな彼に対し、自分の子供の父親はリアムであると主張する音楽ジャーナリストが、数百万ドル規模の訴訟を起こしたことが明らかになった。
ニューヨーク・タイムズ紙やローリング・ストーン誌で執筆している記者、リサ・ゴルバーニが、自分の7か月になる子供の父親はリアム・ギャラガーだと友人に話していると、ニューヨーク・ポストが伝えている。2人は2010年の5月、ニューヨーク・タイムズ紙のコラム“A Night Out With...”の取材時に会っているようだ。
今回の訴訟は、マンハッタン家庭裁判所でとある女性がリアムに対し、300万ドルの訴訟を起こしたという報道により明らかになったもの。イギリスのデイリー・メール紙が、同女性はゴルバーニであると突き止めた。
リアム側の代表は、彼を名指ししたニューヨーク・ポストに対し法的措置を取っているとデイリー・メールに話している。
2人目の妻となるオール・セインツのシンガー、ニコル・アップルトンと結婚しているリアムには、それぞれ異なる関係から生まれた3人の子供がいる。女優兼シンガーの最初の妻、パッツィ・ケンジットとの結婚生活中に浮気相手との間にできた娘が1人、ケンジットとアップルトンとの間にそれぞれ1人ずつ息子がいる。
全盛期は過ぎてしまったものの、オアシスは現世で最も素晴らしいイギリスのバンドのひとつだった。1997年リリースの3rdアルバム『ビィ・ヒア・ナウ』は発売初日に42万4000枚以上を売り上げ、未だイギリスでの最速売上記録を保持している。(ちなみにイギリスでのプラチナ・アルバム認定は30万枚)。
また、代表曲である1995年のバラード『ワンダーウォール』は、つい最近、オーストラリアのラジオネットワーク“Triple J”のリスナーによって選ばれた過去20年におけるNo.1ソングとなった。
兄のノエルと完全に仲たがいしているリアムは、オアシスで再び組むことは絶対にないと何度も断言している。しかし、多くのオアシス・ファンにとって微かな希望が見えている。リアムは先日、NMEのカバーストーリーにて、以前のバンドでは“やり残したこと”があるとし、1994年発売のデビューアルバム『オアシス(Definitely Maybe)』の20周年でグループ再結成を、金銭のためではなく検討すると話した。
リアムは現在、ビーディ・アイのフロントマンを務めている。
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