Billboard JAPAN


NEWS

2024/06/11

【2024ビルボード・ラテン・ウィメン・イン・ミュージック】カロルG、<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>受賞スピーチ全文

 現地時間2024年6月9日に放映された米ビルボードの【ラテン・ウィメン・イン・ミュージック】のガラで、カロルGが<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>を受賞した。コロンビアのヒットメーカーは現在【MAÑANA SERÁ BONITOヨーロッパ・ツアー】の真っ最中で出席できなかったが、ビデオ・メッセージで心からの謝辞を述べた。

 今年3月の【2024ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック・アワード】でも<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>に選ばれた彼女は、感慨深げに米ビルボードに対してこの名誉への感謝を述べることからスピーチを始めた。以下、スペイン語から英語に翻訳されたカロルのスピーチを全文紹介しよう。

カロルG:家族よ、こんばんは。これを見ている皆さん、こんばんは。ビルボード、このような賞をいただきありがとうございます。ビルボードの<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>、ビルボード・ラテンの<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>。今年だけでなく、私のキャリアのここ2、3年は最高に美しかったです。すべてのプロセスが信じられないほどですが、この数年は、人生に蒔いた多くのものを収穫するような感じでした。この評価にはとても感謝しています。その意味するもの、その背後にある責任に対しても非常に光栄に感じています。今夜このような賞を受賞できたのは、私だけではなく、私の活動の一部であるすべての女性たちのおかげだと思っていますので、(受賞を)可能にしてくれたすべての女性に限りなく感謝申し上げます。

 私の音楽に協力してくれた女性たち、私のプロジェクトに参加してくれた女性たち、私の音楽を聴いてくれている家庭の女性たちもこの成功の一部です。女性たちを、彼女たちの労力を、責任を、規律を、献身を、そして私たちの人間としての在り方を称える、なんて美しい方法でしょう。私はまた、家で毎日夢のために働いている人たちにも感謝したいと思います。自分を信じることを止めないでください。目標を追い求めるだけでなく、世界をより美しく、より特別なものにすること、そして最終的にはこの女性のムーブメントを世界でより大きなものにすることが成果だと信じています。

 とても嬉しいです。私の心の中には、自分に起きているこれらの美しい出来事に対して、とても懐かしく感じている部分があるのだと思います。自分のキャリアのすべての年月、労力、努力、障害、閉ざされた扉、嘲笑、犠牲、多くの涙、しかし同時に幸せの年月を思い出させてくれます。私はいつも、人々はプロセスを恐れていると言いますが、そのプロセスこそが最も美しいものであり、それがあなたに残す経験なのです。

 (受賞は)ただ一生懸命に働き続けたいという気持ちにさせられます。私が死ぬまでにやりたいことのリストのトップは、世界中の人々にインスピレーションを与え続けることです。毎日ベストを尽くし、働き、学び、少しでも光を与え続けられるように準備していきます。皆さんに、そこにいるすべての女性たちに感謝申し上げます。皆さん、おめでとうございます。今日は私が<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>を受賞しましたが、将来は他の人たちが受賞することになるでしょう。私にこの機会を与えてくれた人たちが過去にいたように。このムーブメントが成長を止めないことを願っています。本当にありがとうございました。みなさんを心から愛しています。

カロルG その他の画像・最新情報へ

関連商品

デュエッツ
アンドレア・ボチェッリ サラ・ブライトマン カロルG ジェニファー・ロペス マッテオ・ボチェッリ エド・シーラン シャナイア・トゥエイン グウェン・ステファニー「デュエッツ」

2024/10/25

[CD]

¥3,630(税込)

デュエッツ
アンドレア・ボチェッリ サラ・ブライトマン カロルG ジェニファー・ロペス マッテオ・ボチェッリ エド・シーラン シャナイア・トゥエイン グウェン・ステファニー「デュエッツ」

2024/10/25

[CD]

¥3,630(税込)

ACCESS RANKING

アクセスランキング

  1. 1

    <インタビュー>YUTA(NCT) ミニアルバム『Depth』に込めたソロアーティストとしての挑戦――「たくさんの経験があったから今がある」

  2. 2

    和楽器バンド、活休前最後のツアーが開幕 10年分の感謝をこめた渾身のステージ

  3. 3

    JO1、ワールドツアー開催を発表「ここから世界に羽ばたいていきます」

  4. 4

    <インタビュー>米津玄師 新曲「Azalea」で向き合った、恋愛における“距離”――「愛情」の源にある“剥き身の生”とは

  5. 5

    <ライブレポート>ano「次に会う時まで必ず生きて」――ツアー追加公演完走、音楽でたどり着いた“絶対聖域”

HOT IMAGES

注目の画像