2024/02/23 18:20
花譜にフィーチャーした展示イベント【正解だらけの日々の中、いびつに君をすきになったり~花譜展4~】が、2024年3月8日~3月29日まで、東京・渋谷BEAMにて開催される。
4度目の【花譜展】となる今回は、花譜の“今”を詰め込んだ展示やオリジナルグッズの販売を実施。また、会場内のシアタールームでは、ライブ映像のダイジェストが日替わりで特別上映となり、展示会後期からは今では観ることの出来ない作品『花譜高校卒業記念スペシャルライブ「僕らため息ひとつで大人になれるんだ。」』がリバイバル上映される。
さらに、2024年1月14日に東京・代々木第一体育館にて開催された【花譜 4th ONE-MAN LIVE「怪歌」】にて、花譜のもうひとつの姿としてお披露目となったバーチャルシンガーソングライター・廻花のライブフォトの展示に加え、花譜が主題歌を歌う【KAMITSUBAKI STUDIO presents バーチャル謎解きミステリー 魔女謎解 with HELLO OSAKA】の展示なども実施される。
紙チケット引換特典には全3種よりランダム1枚配布となる「ピクチャーチケット」、展示会来場特典には複数の絵柄が用意されている「ポストカード」が決定した。来場チケットは、2月24日12時より販売開始予定。
また、廻花による楽曲「転校生」のミュージックビデオが公開となった。廻花は、多彩なアプローチや表現が出来る花譜の新たな分岐点として、彼女の内側から湧き上がる自身の衝動的な気持ちを歌にしていくプロジェクトで、楽曲「転校生」の作詞・作曲は廻花、アレンジはSosuke Oikawaが担当。とある作品に登場する転校生の女の子と、転校を経験した廻花自身の心情を重ね合わせ描かれ、MV監督は映画監督の山戸結希が務めた。
◎廻花 コメント
花譜 4th ONE-MAN LIVE「怪歌」の中で披露した、「転校生」を公開しました。
MVは、山戸結希監督、アレンジは及川創介さんに手掛けていただきました。
名前も姿も異なる自分に、変わらないご縁を繋げてくださることが、本当に嬉しいです。
大切だけれどちっぽけな、とても個人的な思い出により作られた歌です。
創介さんの素敵すぎる編曲によって、いつかのひとりごとが、時間を超えて誰かに届けられる歌になりました。
音って、無限大と思うのですが。音を知りに知りつくしている人間、音の魔術師、それが、創介さん…。曲や歌詞のイメージにこんなにも寄り添ってくださって、そしてその世界を広げてくださって、とても幸せでした。本当にありがとうございます。
山戸さんが生み出してくださった物語は、外へ、遠くへ、私の記憶を連れ出してくれるようで、眩しくて、だけどどこか覚えがある、という感覚でした。
夢のように美しいのに、彼女たちをとりまく空気やそこに吹く風が、画面上でどこか懐かしさを帯びていて、自分の中にある感覚とリンクする度、愛しさに目が熱くなります。
桜音と楓花の表情が鮮烈で、MVを見終わった後、ぽーっとして、二人のことを考えてしまいます。女の子の安寧、くるしみや輝き。ジリジリと差し迫ってくるような美しさに、何度も息が詰まります。大好きだ。廻花として初めての投稿となるこの曲を、山戸さんとお届け出来ること、本当に光栄です。素敵な映像を、本当にありがとうございます。
廻花に関わってくださっている全ての皆様、そしてわたしを好きでいてくれたり、応援してくれているあなた、心より、いつもありがとうございます。
初の廻花としてのリリースで、久しぶりの「初めて」感に、何かとソワソワしています。わたしらしく、一歩一歩踏みしめていく所存です。
これからも、何卒よろしくお願いします。
転校生、是非たくさん聴いてください!
◎山戸結希監督 コメント
廻花さんの『転校生』Music Videoを手掛けました。
花譜さんに出会うことができて、
そのさきに廻花さんにも出会えたこと、
こんな世界線に連れてきていただいたことに、
心より感謝しています。
大好きな映像が、大好きな歌に、お応えできていたら嬉しいです。
花譜さん/廻花さん/あなた
どんな歌を歌っているときも、
声の純粋さが伝わって、
どんな依り代に身を任せていたとしても、純真な魂の現れを届けてくれるたったひとりのひとなのだと思います。
どんな名前を背負っている時も、孤独な女の子のとびっきりのソウルに根差しているのだと。
この世界のどこかで、たしかに息をしている女の子の暗闇と、
たくさんの眼差しに照らされて、仮想現実で光るキャラクター。
その二項のありようは、
物語の登場人物と、それを体現する演者としての実存の距離にも似ています。
桜音を演じる藤崎ゆみあ(※)さんがカメラの前に現れるとき、
桜音さんを撮っているのか、
藤崎さんをこそ撮っているのか、
かけがえのない驚きがもたらされる、
そういう瞬間が、何度も訪れたことは、この上ない倖せでした。
藤崎さん生来の魅力と、季節の魔力と、まっすぐ誠実な集中力で、どのテイクにも素晴らしく、桜音さんへと向かってトライしてくれたことを、この冬の間、何度も思い出しました。
楓花を演じた大平萌笑さんは、
技術を鍛錬してきた一朝一夕ではない時間を、
バスケットを愛してきた人生の時間を注ぎ込みながら、
まばゆい重力をともなって、作品の中で呼吸してくれました。
楓花さんの時間と、大平さんの時間とのうつくしい重なりに、桜音のまなざしを透過するような憧憬を抱きました。
『転校生』という映像の制作に携ってくださったみなさん、
おひとりおひとりのパワーに、ぎゅうぎゅうの撮影が花ひらくことを、深く支えていただきました。
ほんとうに素敵で、心強かったです。
この世界に生まれてから、どんな日にも歌い続けてきた花譜さんと、
素晴らしい日々を生きてゆく約束の廻花さん、ありがとう。
いつか一緒に、春にお花見しましょうね。
※藤崎ゆみあの「崎」は、たつさきが正式表記。
◎展示情報
【正解だらけの日々の中、いびつに君をすきになったり~花譜展4~】
会場:東京・渋谷BEAM 4F
開催日程:2024年3月8日(金)~3月29日(金)
営業時間:11:00~21:00
https://r-t.jp/kaften4
◎映像情報
YouTube『廻花「転校生」【Music Video】』
https://youtu.be/AxlZ5DovJCs
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