2013/06/25
アイオワが産んだ猟奇趣味的激烈音楽集団、スリップノットの中心人物の一人にして、ロック・シーンに君臨する最高のドラマーでもあるジョーイ・ジョーディソンが、新たなるプロジェクト、スカー・ザ・マーター(SCAR THE MARTYR)を始動させることを発表した。
彼の地元でもあるアイオワ州デモインにあるSound Farm Studioにてレコーディングされたスカー・ザ・マーターのデビュー・アルバムをプロデュースしたのは、フィア・ファクトリーやロブ・ゾンビ、マインドレス・セルフ・インダルジェンスなどを手掛けるライス・フルバー。このデビュー・アルバムは今秋、Roadrunner Recordsより発売される予定だ。
世界的にもベスト・ドラマーとして知られ、その退廃的なマスクと超絶なドラミングで、スリップノットの中でも非常に人気の高いメンバーとしても知られるジョーイ・ジョーディソンは、そのスリップノットにおいて単なるドラマーとしてだけではなく、主要なソングライターとしても活動している。スカー・ザ・マーターのこのデビュー作で、彼はドラムはもちろんの事、全曲でベースを、そして2曲を除いた楽曲でリズム・ギターをプレイしている。ジョーイと、このプロジェクトのボーカルを務めるヘンリー・デレクの二人の共作という形で書き上げられた楽曲をバンドとして鳴らすため、キーボーディストとしてナイン・インチ・ネイルズのクリス・ヴレンナが、ギタリストにはストラッピング・ヤング・ラッドのジェド・サイモンとダーケスト・アワーのクリス・ノリスが集結し、デビュー・アルバムを完成させた。
新しいプロジェクトについて「このプロジェクトで、俺はより良い楽曲を書き上げる事に総ての努力を注いできた。飾や見た目なんかを気にすることは一切なかったよ。一番最重要だったのは、ソリッドな最高の局を書くことだった。皆がそれを耳にして、ずっと聴き続けてくれるような音楽…、そう、何か世界に響き渡るような音楽を書いてきたんだ。もしそんな要素がなかったとしたら、結局何もないのと同じだからな」とジョーイは語っている。
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