2024/01/12
FKAツイッグスが、自身が関わったカルバン・クラインのキャンペーンが英国で禁止されたことについて発言した。
英国の広告基準局(ASA)が、36歳のシンガー・ソングライターである彼女がセミヌードでポーズをとっている最近の写真広告をブロックしたことを受け、ツイッグスは現地時間2024年1月10日、インスタグラムでその決定を非難した。彼女は、「彼らが私にレッテルを貼ったような“ステレオタイプな性的対象”を私は見ていません。私には、すごい肉体で、あなたが想像する以上の痛みを乗り越えてきた、美しく強い有色人種の女性が見えます」と綴っている。
ツイッグスのキャンペーンが禁止されたことは、俳優のジェレミー・アレン・ホワイトが最近撮影したカルバン・クラインのバイラル広告と対照的だ。この広告で彼はカルバン・クラインの下着のモデルを務めているが、覆われている体の面積はツイッグスの広告写真よりも客観的に少ない。英BBCによれば、「視聴者の焦点が広告の服よりもモデルの身体に置かれている」という理由で、英ミュージシャンの広告は禁止され、ホワイトのは手を付けられていない。
ツイッグスは、カルバン・クラインのために撮影した、現在禁止されているモノクロ写真を共有し、「過去と現在のこのようなキャンペーンを見直すと、ここにダブル・スタンダードがあると感じずにはいられません。私は自分の身体性を誇りに思いますし、私の器を使って創作する芸術は、ジョセフィン・ベイカー、アーサ・キット、グレース・ジョーンズのような、自信を持って持ち、ユニークな具現化された官能性を利用することがどのように見えるかという障壁を打ち破った女性たちの基準に従っています」と続け、「私が望んでいたように自分を表現する場を与えてくれたCK、マート、マーカスに感謝します。私のナラティブを変えるつもりはありません」と締めくくった。
彼女が最後に新曲を発表したのは約2年前で、前作『カプリソングス』は2022年1月にリリースされ、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で91位を記録した。しかし彼女は、昨年12月にインスタグラムで最近の旅の一連の動画を公開し、「今年はベルリンのタクシー、ビッグサーの山小屋、イビサの洞窟、ハックニーの道路などでアルバムを作っていて、プラハの湖のほとりで歌詞を書いたり、レイヴのトイレで手の甲にボールペンで書いたりしていました」と、次のプロジェクトについてファンに報告した。
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