Billboard JAPAN


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2024/01/10

【ビルボード】Number_i「GOAT」が総合首位デビュー、『レコ大』『紅白』効果でAdo、YOASOBI、Mrs.GREEN APPLEが躍進

 2024年1月10日公開(集計期間:2024年1月1日~1月7日)」のBillboard JAPAN 総合ソング・チャート“JAPAN Hot 100”で、Number_i「GOAT」が総合首位を獲得した。

 本楽曲は、平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太による新グループNumber_iの1stデジタル・シングル。1月1日に配信スタートしてから初週となる当週、ダウンロード、ラジオ、動画再生の3指標で1位を獲得しているほか、ストリーミングは4,801,615再生で15位に着地した。中でも、ダウンロードは64,321DLで2位以下の約3.8倍、動画再生数は2位以下の約2.3倍となる7,243,154再生と、大差をつける形で堂々の総合首位へと輝いた。

 年末の音楽番組で露出した楽曲が、前週からさらに上昇した当週、特に『第65回日本レコード大賞』と『第74回NHK紅白歌合戦』の影響が色濃く出ている。

 前週までで3週連続、通算13週首位を獲得してきたAdo「唱」は、総合2位についた。ダウンロードが前週から約14%増の16,740DL、ストリーミングが約0.6%増の10,318,975再生でそれぞれ2位。順位は下がっているものの数値は全体的に上昇しているほか、ラジオが24位→11位へとジャンプアップし、地上波以外の露出もかせいだ。

 同じく地上波露出の影響を大きく受けた、YOASOBI「アイドル」は総合3位。ダウンロードが約67%増と大幅に伸び16,740DLで3位、ストリーミングが約13%増で1位、動画再生が約11%増の2,341,628再生で3位を記録した。やはり『第74回NHK紅白歌合戦』での「アイドル」地上波初披露で、そのパフォーマンスにも注目が集まった影響が強い。Ado「唱」と共にリスナーをさらに拡大させたといえる。

 『第65回日本レコード大賞』で大賞を受賞した、Mrs.GREEN APPLE「ケセラセラ」は前週時点で17位→7位と大幅にランクアップしたが、そこからさらに当週4位へと上昇した。特にストリーミングのポイントが伸びており、7,759,163再生で前週から約23%増していることから、若年層へのリーチが広がったことが予想される。また『第74回NHK紅白歌合戦』で披露した「ダンスホール」は、18位→12位へ上昇。2022年の『NHK紅白歌合戦』出演から2023年のチャート賑わせたVaundy「怪獣の花唄」同様に、Mrs.GREEN APPLEの今年の躍進に期待したい。

 そのほか、10-FEET「第ゼロ感」が21位→13位、新しい学校のリーダーズ「オトナブルー」32位→20位、NewJeans「Ditto」46位→22位、あいみょん「愛の花」79位→27位など、『第74回NHK紅白歌合戦』でのパフォーマンス披露によりダウンロード、ストリーミング、ラジオ、動画再生、カラオケのポイントを伸ばしたジャンプアップが目立っている。


◎【JAPAN Hot 100】トップ10
1位[-]「GOAT」Number_i(-・64,321DL・4,801,615再生)
2位[1]「唱」Ado(-・16,740DL・10,318,975再生)
3位[2]「アイドル」YOASOBI(-・12,099DL・10,571,870再生)
4位[7]「ケセラセラ」Mrs.GREEN APPLE(-・6,986DL・7,759,163再生)
5位[-]「HEARTBREAKER」Kis-My-Ft2(218,614枚・-・-)
6位[6]「晩餐歌」tuki.(-・4,338DL・7,252,482再生)
7位[5]「SPECIALZ」King Gnu(303枚・3,497DL・7,100,332再生)
8位[8]「怪獣の花唄」Vaundy(-・1,747DL・6,239,379再生)
9位[10]「花になって」緑黄色社会(594枚・6,407DL・5,458,222再生)
10位[9]「勇者」YOASOBI(435枚・4,867DL・5,457,526再生)


※[]内は前週順位
※()内はシングル枚数・ダウンロード数・ストリーミング数(各50位圏内のみ)

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