2023/12/30 12:00
創立100周年を迎えたウォルト・ディズニー・カンパニーの記念作となるアニメーション最新作『ウィッシュ』が国内興行収入12億円、動員数86万人を突破した。
『アナと雪の女王』のスタッフ陣が贈る本作は、どんな願いも叶う魔法の王国の驚くべき真実をたった一人知ってしまったアーシャが起こす奇跡を、豪華なキャスト陣による歌唱ナンバーとともに描くミュージカル作品だ。本作の舞台となるのは、どんな願いも叶うとされる魔法の王国ロサス。国民たちは、18歳になると、この王国を治めるマグニフィコ王に叶えてもらいたい願いを差し出し、いつか叶えてもらえるその日を楽しみに待っている。
ミュージカル・ナンバーを手掛けたのは、ジャスティン・ビーバーやエド・シーランらへの楽曲提供でも知られるジュリア・マイケルズと、【グラミー賞】受賞プロデューサー兼ミュージシャンのベンジャミン・ライス。「どの楽曲も良すぎ!音楽が良すぎて涙出ちゃった」「頭の中でずっとウィッシュの曲が流れてる。ここまで中毒になるんだ」「もう何回聴いたことか…これぞ“ディズニー・ミュージカル”って感じで全曲最高すぎるんだよな」「音楽を浴びるためだけにもう一回劇場に行かないと」と楽曲のすばらしさに反応する観客も多くいるようだ。
★「ようこそ!ロサス王国へ」
本曲はタイトルの通り、この王国を説明するナンバーで、ロサス王国で暮らすアーシャ(日本語吹き替え:生田絵梨花)が、新たにこの王国を訪れた人々をガイドするシーンで登場。ジュリア・マイケルズは「私は前からずっと『アナと雪の女王』(の劇中歌『生まれてはじめて』)のような、舞台がどこなのか、これからどこにいくのかを見事にセットアップしている、ディズニーのオープニング・ソングが大好きでした」と語る。観客が劇中で初めて耳にする一曲で、人々の願いが詰まったロサス王国の明るい未来を彷彿とさせる心躍るナンバーだ。
★「輝く願い」
アーシャとマグニフィコ王(日本語吹き替え:福山雅治)によるデュエット楽曲。王国の人々の願いを預かっているマグニフィコ王が、その大切な願いを何があろうと守ると誓う曲だ。偉大な魔法使いであり、カリスマ的存在のマグニフィコ王が人々から願いを集める理由、裏の顔が明らかになる前の心優しい一面が表れる。本作がミュージカル作品初挑戦となった福山は、それを微塵も感じさせない圧巻のデュエットを披露する。
★「ウィッシュ~この願い~」
これまでのディズニー・アニメーションの中でも、ヒロインたちが新たな一歩を踏み出すきっかけとなるシーンで度々登場してきた“I want”ソング。最も重要な要素といっても過言ではない本作の“I want”ソングは、アーシャの願いが込められた、この劇中歌だ。魔法で願いを叶えてくれるはずのマグニフィコ王がみんなの願いを支配していたという衝撃の真実を知ってしまったアーシャが、祖父の願い、そして王国の全ての人々の大切な願いを取り戻したいと、夜空に向けて強く歌い上げる一曲で、歴代ヒロインとは一味違い、自分の願いではなく“人のため”に願うことができる優しさと、悪に立ち向かう勇敢さを兼ね備える新しいヒロインを象徴する。エモーショナルなメロディに、胸にぐっとくる歌詞、生田の歌声が大きな話題を集め、「聴いてるだけでディズニーの世界に引き込まれる」「惹きつけられる歌声」「メロディラインが最高過ぎる!」「聴く度に涙が出てきてしまう」といった反響が集まっている。
★「無礼者たちへ」
王国のためになると独断で判断したものしか叶えようとしないマグニフィコ王は、ほとんどの願いを叶えようとせず、城の中に閉じ込め支配している。マグニフィコ王が歌うソロ楽曲「無礼者たちへ」は、そんな彼の裏の顔が明らかになるナンバー。自分よりも強い魔法の力を持つ存在の出現に脅威を感じたマグニフィコ王が次第に怒りを募らせ、〈忘れるな、感謝の気持ち――なんて無礼な>と、国民に対してその感情を爆発させる。「低音ボイスがぴったり過ぎて、特に歌唱シーンは圧巻でした」「初ミュージカル最高でしかない!!」「マグニフィコ王のソロ、まさに福山さんの独壇場でインパクトあって一番好き!」など、福山の歌唱シーンを絶賛する観客も多い。US本社も、その演技力をはじめ、低く落ち着いた声が王としての威厳、力強さを表現できると太鼓判を押す。
★「誰もがスター!」
「みんなの願いを取り戻したい」というアーシャの願いに応え、空から舞い降りてきた願い星のスター。スターが発する魔法の星屑が降りかかると、森の動物や植物たちがアーシャに向かって、本曲を歌いかける。「だれもが輝いているスターであり、みんなの心は繋がっていてひとりじゃない」という前向きなメッセージが込められており、誰よりも優しい心を持ったアーシャがみんなの為に王に立ち向かい、やがて諦めない強さを持つヒロインへと変貌していくきっかけとなる。子ヤギのバレンティノを演じる山寺宏一をはじめ、『リトル・マーメイド』のアリエル役で知られるすずきまゆみ、『アナと雪の女王』エルサ役の松たか子、『ズートピア』ジュディ役の上戸彩、『塔の上のラプンツェル』ラプンツェル役の中川翔子など、豪華な顔ぶれが大集合。『ウィッシュ』でしか観られない夢の共演は必見だ。
★「真実を掲げ」
みんなの願いを取り戻すため、アーシャが仲間に訴えかけ、共に立ち上がろうと鼓舞するシーンで登場するのが本曲。新しい一歩を踏み出そうしている人々を勇気づける力強いミュージカル・ナンバーに仕上がっている。アーシャ役の生田絵梨花と、『白雪姫』の7人のこびとにインスピレーションを得ているというティーンズ役の大平あひる、蒼井翔太、青野紗穂、岡本信彦、宮里駿、竹達彩奈、そして、マグニフィコ王の妻・アマヤ王妃役を演じる檀れいが歌うこのシーンでは、マグニフィコ王を傍で支え続けてきたはずのアマヤ王妃の心情の変化に注目だ。
★「ハッピー・チキン・ソング」
最後に、音楽配信サービスでは配信されていないものの、映画館で鑑賞した観客たちから熱い支持を集めているのが、この「ハッピー・チキン・ソング」。スターの魔法にかかり、人間の言葉を理解することができるようになったバレンティノと大勢のニワトリたちが、ディズニーのテーマパークを思わせるようなポップな曲調にあわせ、元気いっぱいに歌い踊る。「ヤギの指揮者とダンスしてるニワトリが最高に楽しそうで、ディズニーらしさがたっぷり詰まってる感じが良い!」「ニワトリ小屋を開けるシーンはランドやシーへ入場した瞬間のワクワク感を思い出した。一気に夢の国に入る感じ!」と大好評だ。
◎公開情報
『ウィッシュ』
全国公開中
監督:クリス・バック、ファウン・ヴィーラスンソーン
声の出演:生田絵梨花、福山雅治、山寺宏一、檀れい、鹿賀丈史ほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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