Billboard JAPAN


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2023/12/28

<イベントレポート&ミニインタビュー>WHITE SCORPION、自身初となる握手会で「コヨーテが鳴いている」を披露

 WHITE SCORPIONが、12月23日に都内で開催した特別握手会のイベントにて、2nd配信シングル「コヨーテが鳴いている」を初披露した。

 メンバーはステージに登場すると、12月7日に配信リリースしたデビューシングル「眼差しSniper」をパフォーマンス。「クリスマスプレゼントBINGO」といった季節に因んだコーナーを挟みながら、ファンへのさらなるクリスマスプレゼントとして1月7日に配信リリースが控える2ndシングル「コヨーテが鳴いている」を初披露した。

 作詞は秋元康、作曲は増谷賢。「眼差しSniper」に続き、メンバー最年少のHANNAが2作連続のセンターを担当している。歌い出しのサビメロはACEがソロパートを担っており、HANNAだけではない、グループの層の厚さを象徴しているとも言えるだろう。ディスコティックな曲調にあわせた、艶っぽい振付が印象的だ。

 「私たちに噛みつかれましたか?」とファンに呼びかけるHANNAに続けて、ACEは「素敵なパートを任せていただいて、嬉しい気持ちと不安な気持ちがあったんですけど、成功した時にメンバーがニコッと笑ってくれて嬉しかったです」と歌唱を終えた今の心境を明かしていた。

 初めての握手会を控えての意気込みを聞かれ、NATSUは「今日に向けて私は前髪を切ったり、香水を新調したり、クリームを毎日塗ったり、新しい歯磨きを買ったり、準備バッチリです」と自信満々にアピール。来年の抱負についてはHANNAが、「2024年は170センチまで身長を伸ばします」と個人的な思いを述べながら、グループとして「楽曲をもっと増やして、来年の夏にはワンマンライブをしたいなと思います」と意欲を示した。

 握手会が控える中で、マスコミ向けの囲み取材が開かれ、「コヨーテが鳴いている」を初披露しての気持ちをALLYは、「会場の熱気が私たちも伝わってきて、 パフォーマンスする時も楽しく披露することができました」とコメント。センターを務めるHANNAは『眼差しSniper』から短い期間での準備だったので、不安だったんですけど、ファンのみなさんが盛り上がってくれましたし、終わった後に笑顔が見れたのでよかったです」と笑顔を見せた。

 握手会に向けて何か準備してきたか聞かれるとNAVIの「私もハンドクリームを新調しました」という声に続けて、「私も!」と口々にアピール。CHOCOは「ハンドクリームと同じ匂いのボディクリームをつけています。NAVIが誕生日プレゼントでくれたものです」と話していた。

 改めて、来年の目標を聞かれ、代表してNAVIが「ワンマンライブです! 毎月私たちは曲をリリースしていくので、来年の夏頃には夏フェスをやってみたいです! やります!」と宣言。メンバーから「え、主催で?」とツッコミが入りつつ、ACEは「冬ならではの曲だったり衣装をみんなが可愛く着こなして、新しいWHITE SCORPIONにもチャレンジしてみたい」と会見を締めくくった。

 なお、Billboard JAPANでは、会見後にACO、AOI、CHOCO、MOMO、NAVIへの独占インタビューを行った。

――「コヨーテが鳴いている」を初披露した今の心境を聞かせてください。

CHOCO:「眼差しSniper」に比べて練習期間がとても短かったので、完成度の違いがファンのみなさんに伝わってしまわないか心配でした。でも、途中でファンの方が笑顔で見てくださったり、ペンライトの動きから乗ってくれているのが伝わりましたし、披露が終わった後も「よかった!」と声に出して伝えてくれる方が多くて安心しました。これからもっとすごいパフォーマンスを見せて、びっくりさせられたらなと思います。

――振付は今回もTAKAHIROさんが担当されているんですか?

MOMO:INFINITYさんで、監修がTAKAHIROさんです。

――振付のポイントはありますか。

MOMO:2つあります。一つは曲途中の“コヨーテポーズ”で、もう一つはWHITE SCORPIONのポーズをカッコよくアレンジしてくださって、そこはファンのみなさんも真似しやすいと思います。

ACO:座って足を上げるところがあるんですけど、体が硬いメンバーは苦戦していたんです。これからどんどん磨いていけたらと思っています。

――艶っぽい、セクシーな振付もありますよね。

AOI:「眼差しSniper」と比べて、しっとりとした振り付けが多いので、力強い私たちとまた別のちょっと大人でセクシーな色気のあるWHITE SCORPIONを見せていけたらいいなと思っています。

――「眼差しSniper」はすでに何度も披露されてきていると思いますが、改めてみなさんの中でどのような楽曲になっていますか?

NAVI:私たちのデビュー曲なので、いつまでもファンのみなさんの耳に、そして目に残るようなパフォーマンスができたらと思います。

ACO:私は踊るたびに合格が決まった日のことを思い出すんですけど、これから何年もやっていく中で、ファンの方々にとっても披露する度にその最初を思い出しながら聴いていただけたらと思っています。

――先ほどイベントの中で、みなさんがファンの方の顔を見て「久しぶり!」みたいな反応も見られたのですが、すでにファンの方の顔って覚えているものなんですか?

MOMO:以前のポストカードのお渡し会の時に名前を教えて下さる方がいたり、私たちのグッズで名前のところが空欄になっているゼッケンシールがあって、そこに自分の名前書いてくださる方がいたり、そういったファンの方の顔は覚えやすいですね。

――MOMOさんはイベントの中で、アイドルの握手会に行っていたと話していましたが、それはどなただったんですか?

MOMO:乃木坂46の大園桃子さんの握手会に行っていました。列に並んで、「まだかな、ドキドキ」みたいなのをやっていたのが、アイドル側になるというのは今でも考えられないんですけど、そうやって私のファンの時みたいにドキドキして待ってくれてる方がいるのかなって思うと嬉しいです。

Text by 渡辺彰浩

◎イベント情報
【『デジタルブロマイドvol.1』特別握手会】
2023年12月23日(土)
東京・EBiS303

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