Billboard JAPAN


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2023/12/16

<わたしたちと音楽 Vol.29>羊文学が語る、ライフステージの変化を受け入れていくこと

【ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック】(WIM)の日本版実施に伴い展開されている、独自の観点から“音楽業界における女性”にフォーカスしたインタビュー連載『わたしたちと音楽』。Vol.29となる今回は、塩塚モエカ(Vo./Gt.)、河西ゆりか(B.)、フクダヒロア(Dr.)からなる羊文学が、男女混合グループとして本企画に登場した。

 12月6日にメジャー3枚目となるアルバム『12 hugs (like butterflies)』を発表したばかりの羊文学。1年半ぶりとなるフルアルバムについて、フクダは「個人的にすごく好きな曲も多いし、初期の羊文学がアップデートされたような作品だと感じます」と述べ、河西は「12曲それぞれ色が違う楽曲なので、“12”という数字にフォーカスしているところも好きですね」と続けた。

 女性アーティストであることによるライフステージの変化の影響についても語ると、塩塚は“性別関係なく、ミュージシャンでいる前に、一人の人間であることも大切にしたい”と話し、「仕事と人生が一致しているときは良いけれど、一致しない部分が出てきたときに生活を後回しにしちゃうことも多いけれど、自分の人生を優先するのを忘れないようにしたいんです」と続けた。

 インタビュー全文は特集ページにて公開中だ。また、【ビルボード・ジャパン・ウィメン・イン・ミュージック】の特設サイトでは、これまでのインタビューやプレイリストなどをまとめて見ることができる。

 2007年からアメリカで開催されている【ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック】は、音楽業界に貢献した女性を表彰するアワードで、2023年版は3月に実施された。日本では、インタビューやライブ、トークイベントといった複数のコンテンツから成るプロジェクトとして2022年秋にローンチした。2024年2月8日に開催される【Billboard JAPAN Women In Music vol.2】では、様々なポップス&ロックのアーティストとクラシック・オーケストラの共演を実現してきたビルボードクラシックスとタッグを組み、家入レオと加藤ミリヤがフルオーケストラとともに力強い歌声とメッセージを届けることが発表されている。


◎公演情報
【Billboard JAPAN Women In Music vol.2】
日時:2024年2月8日(木)18:00開場/19:00開演
会場:東京・TOKYO DOME CITY HALL
出演:家入レオ、加藤ミリヤ(※五十音順)
指揮:齋藤友香理
管楽器:東京フィル・ビルボードクラシックスオーケストラ
チケット:S席10,500円、A席9,000円(ともに税込)
※小学生以上チケット必要、未就学児入場不可

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