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2023/11/29

可愛いって言わないと呪う!10000字分の熱い想い語る「私たちのことを好きになってもらいます!」はじめてのオフィシャルインタビュー公開

 2010年代に暗躍したガールズポップバンドシーンの異端児(ドラマーは女装家)ぽわん。その代表曲を冠したアイドルグループ・可愛いって言わないと呪う!がメイビーモエプロデュースのもと結成され、12月2日にお披露目ライブ含むデビューイベント【可愛呪□フェス 可愛いって言わないと呪う!ついにデビューします。来ないと呪う supported by ぽわんメンバー&マネージャー一同】(※□=ハートマーク)を東京・MAGNET by SHIBUYA109 MAG's PARKにて開催する。

 今回のオフィシャルインタビューでは、今までの人生の中で「可愛いって言わないと呪う!」と思った瞬間や「アイドルになろう、かわのろに入ろう」と決めた理由。そして、12/2お披露目ライブへの意気込み~メンバー7人の夢をありったけ語ってもらった。7人7様の「可愛い」と(泣き出してしまうぐらい)熱い想いをさらに爆発させるべく走り出す、デビュー直前の10000字分のメッセージ。ぜひ受け取ってもらいたい。

参加メンバー(担当カラー):
絢愛かれん(赤色)
水嬉るい(水色)
舞白ゆきだま(白色)
桃実ゆな(ピンク)
翠茉りの(エメラルドグリーン)
月城りん(黄色)
星菜あむ(紫色)

<今までの人生の中で「可愛いって言わないと呪う!」と思った瞬間>

--可愛いって言わないと呪う!という名前を背負ってデビューする皆さん。まず「可愛いって言わないと呪う!」と今までの人生の中で思ったエピソードを聞かせてください。

絢愛かれん:じゃあ、私から! 小さいときから有難いことに「可愛いねぇ」と言われて育ってきたので、たまに「普通だね」「人並みだね」みたいなことを言ってくる人がいると「え、私が普通? 呪ってやろうかな」ってちょっと思います(笑)。こんなことを言うと調子に乗ってると思われるかもしれないんですけど、子供の頃から「可愛い」って言われて育ってきたからしょうがないんです……。

--それはしょうがないですね(笑)。

舞白ゆきだま:私はかれんちゃんと逆で。中学生の頃はすごく陰キャで、クラスの端っこにいるような人だったんです。でも、私は現実離れした二次元っぽい女の子になりたいとずっと思っていて。それは可愛くない自分のままではなれなかったから、見た目の校則がない学校に進学したタイミングで髪の毛を染めて、メイクも練習して、ピアスも増やして、好きなものをそのまま自分に施していって、見た目を思いっきり変えたんですよね。だから、それ以前からの地元の知り合いに会ったりして、キラキラしていない時代の自分の話を出されたりすると「呪うぞ!」って思います(笑)。

--その当時の自分は黒歴史にしているんですね(笑)。

水嬉るい:私はずっとスポーツをやってきていて、陸上の強豪校に入っていて、可愛いとはまったく無関係の世界で生きていたんです。体育会系だから肌も真っ黒だったし、オシャレをすることもなければ、メイクの仕方も知らなかったし、髪の毛のアイロンのやり方も分からない。でも、大学生になってから、まわりにキラキラしている子が多かったから、その子たちの服装や髪型やメイクを見て「私もちょっと変わりたいな」と思い、それから「可愛いって言われたいな」という気持ちが芽生えちゃって……(可愛く)なりました(笑)!

--おめでとうございます(笑)!

水嬉るい:ただ、元々体育系だったこともあってか、私は食べるのが人より速いんですよ。でもそれって女の子らしくないじゃないですか。だから、意識してゆっくり食べていたりすると、元々の私を知っている友達からは「あれ、もっと食べるの速くなかったっけ?」「もっと食べないの?」って言われるんですよ。だから、そういうときに「女の子らしくて可愛いね」って言われたい。じゃないと呪います(笑)!

星菜あむ:私、本気で「呪う!」と思ったことがあって。居酒屋でバイトしていたときなんですけど、酔っ払いのお客さんに「おい、ババア!」って言われて(笑)。全然ババアじゃないのに! あれは一生忘れない!

--それを見返すためにアイドルになったと?

星菜あむ:いや、それは関係ないんですけど(笑)。

翠茉りの:私は中学生のときなんですけど、休み時間にクラスメイトが集まってきて「りのちゃん、可愛いね」って言ってくれて。それで「ありがとう!」って喜んでいたら、その横にいた男子が「認めるんだ?」って絡んできて。私はお母さんから可愛い子供服を着させてもらったりしていて、物心ついたときから可愛いものを身に着けるのが好きだったんですよ。だから「可愛い」には敏感で、やっぱり「可愛い」って言われるとすごく嬉しいんですよね。それなのにヘンなケチつけてきたから、あのときは「は? 呪うよ?」と思いました(笑)。

--では、続いて、ゆなちゃん。

桃実ゆな:うーん……(照れ笑いしながら黙り込む)。

--今まで「可愛いって言わないと呪う!」と思ったことってあります?

桃実ゆな:(首を横に振る)

--そっか。では、可愛いって言わないと呪う!というアイドルグループに入りたいと思った理由を聞かせてもらえますか?

桃実ゆな:うーん……(緊張してるのか泣き出してしまう)

--よし、じゃあ、また次の出番で頑張りましょう(笑)! では、りんちゃん!

月城りん:私も物心をついたときから一番の褒め言葉が「可愛い」だったんですよ。なので、例えば「今日、メイクしてきた」って友達に伝えたらとしたら「あ、本当だ!」とかじゃなく「可愛い」と言ってもらいたいんですよね。「可愛い」と言ってもらえなかったら「なんで可愛いって言ってくれなかったんだろう?」と考え込んじゃうぐらい(笑)。で、高校のとき、私はちょっとイジられキャラだったんですよ。「今日もちっちぇなぁ」とか女子に言われていて。本当は「可愛い」って言われたいからそういう自分のキャラが許せなくて……だから「可愛いって言わないと呪う!」という言葉は私の人生そのものなんですよ!

--たしかに! じゃあ「これは私が入る為のアイドルグループだ!」と思ってオーディションを受けたわけですね。

月城りん:そうなんです。私、実は病みやすくて。メンヘラなんですよ。だから「可愛い」って言われなかった日は、例えばメイク変えたり、ネイル変えたり、髪の毛染めたりしますし、とにかく「可愛い」って言われなかったら死にたくなっちゃうぐらい……「可愛い」をチャージしないと生きていけないんですよ(笑)。だから、私からしたら「可愛いって言わないと呪う!」はパンチが効いた言葉でも何でもなくて普通の言葉。日常なんです。

水嬉るい:可愛いよ。

月城りん:ありがとう!

<「アイドルになろう、かわのろに入ろう」と決めた理由>

--これで今日は生きていけますね(笑)。今のりんちゃんの話とリンクするんですけど、みんながアイドルになろうと思った理由。可愛いって言わないと呪う!に入ろうと思ったきっかけをまた1人1人聞かせてもらえますか。

舞白ゆきだま:とあるブランドのモデルを元々やらせて頂いていたんですけど、そこのオーナーさんとモエさんが知り合いで。それで、モエさんから声をかけて頂いたんです。その1ヶ月前ぐらいに当時在籍したグループを辞めていて、ちょうどオーディションとか探していた時期だったんですけど、可愛いって言わないと呪う!をどういうグループにしたいかモエさんが書かれていた文章に心打たれて、即決で「ここで頑張りたい」と。

--どんなところにそこまで心打たれたんですかね?

舞白ゆきだま:ゆるく活動されているアイドルグループさんもいらっしゃると思うんですけど、私は本気で活動できるグループを探していたんです。それで、私はずっとダンスをやってきた人生なので、ダンスパフォーマンスが凄いグループのオーディションを受けたりもしていたんですけど、加入することはできず。「どうしよう?」って困っていたときにモエさんに声をかけて頂いて、その文章を読んだんですけど、本気でやろうとしていることがすごく伝わってきて。実際に活動がスタートしたら、私が想像していた通りのグループでした。メンバーみんな本気だし、モエさんも事務所の方々も何をしていても本気さが伝わってくるので、その熱い関係の中で活動させてもらえるのは、すごくしあわせなことだなと日々感じています。

--続いて、るいちゃん。

水嬉るい:(隣で泣いている桃実ゆなの手を握ってあげながら)るいの良いところを友達とかに聞くと、みんないちばんに「笑顔」って言ってくれるんですよ。あと「楽しい雰囲気を醸し出してくれるところ」って言われるんです。それで「私はどうやったらみんなをしあわせにできるかな」って考えていたときに「私の笑顔でみんなをしあわせにできる仕事に就けばいいんだ!」と思ったんです。高校のとき、不登校だった子がいて。その子に声をかけて仲良くなったんですけど、そしたら「るいちゃんの笑顔に救われて、学校に来れるようになった」って言ってくれたこともあって、それがすごく嬉しかったんですよね。で、笑顔をみんなに届ける仕事と言ったらアイドルじゃないですか!

--笑顔をみんなに届けるのは、アイドル本来の在り方ですね。

水嬉るい:ただ、格好良い系のアイドルだと、笑顔とか自分の素が出しづらい。なので、それを出せるグループを探していたら、モエさんの可愛いって言わないと呪う!のオーディションを見つけて、そのコンセプトを読んだときに「私の探していたグループだ! ヤバい、入りたい!」と思ったんですよね。ここなら私の笑顔を届けられるなって。あと、すごく個人的な話になるんですけど、私はママをもっとしあわせにしたいんですよ。ずっと苦労してるいを育ててくれたから、親孝行がしたくて……(涙を浮かべながら)。ママは今、愛知にいるから離れて暮らしていて……ママはるいが活躍する姿が好きだから、それを見せてあげたいんです。

--続いて、りんちゃん。

月城りん:生まれつきだと思うんですけど、昔から可愛い女の子が大好きで。部屋も可愛い女の子たちの写真集で溢れていて。だから、自分も可愛くありたいとずっと思っていたんです。で、可愛いと言えば、アイドルじゃないですか。最高にキラキラしてるし、ずっと笑顔だし、観ている側も笑顔になってしまう。それで「いつか自分もあっち側に行きたいな」と思っていて。そこからはさっき話した通りなんですけど、自分の人生そのものと思える名前のアイドルグループ・可愛いって言わないと呪う!のオーディションを見つけて「これだ!」と思い、今ここで活動させてもらっています。

--ちなみに、どんなアイドルが好きだったんですか?

月城りん:本当にいっぱいいるんですよ! ちっちゃいときはNMB48が大好きで、大阪発のアイドルグループだからお話もめっちゃ面白いし。私はこう見えて小さいときから自信がないタイプだったんですけど、NMB48を観ているだけで元気になったし、何かあって泣いている夜もオールでNMB48のライブ映像を観続けたりして、本当に私の人生の糧になっていたんですよね。ちなみに、横野すみれちゃんというメンバーを推していたんですけど、最近お会いすることができて、めっちゃ泣いちゃって。彼女たちみたいな存在を目指して今ここにいるので、より「アイドルになってよかったな」と思いました。

--では、さっきまで泣いていたゆなちゃん。話せる?

桃実ゆな:……アイドルになりたいと思ったきっかけは、FRUITS ZIPPERさんが好きで憧れていて。私もあんな風にキラキラした存在になりたいなと思っていたんです。そんな中で、可愛いって言わないと呪う!のオーディションをインターネットで見つけて。……初めて言うんですけど、りんさんとは真逆で、私はグループ名がしっくり来なくて(笑)。

一同:(笑)

桃実ゆな:FRUITS ZIPPERさんが好きだったから……

--たしかに真逆の印象の名前だもんね(笑)。

桃実ゆな:でも、モエさんが書かれていた文章を読んでいくうちに惹かれて、衣装もすごく可愛かったから応募しました。最初、オーディションが3日間あると聞いたときは、自分にやりきれるかどうか不安だったんですけど、今はあれがあって本当に良かったなと思っています。あれがあったから、もっと本気でアイドルをやりたいと思えるようになりました。なので、オーディションは……たのしかったです(笑)。

--それはよかった(笑)。続いて、あむちゃん。

星菜あむ:私は小さいときから、なんでか分からないんですけど、絶対に芸能界に入りたいと思っていて。友達とモデルさんごっこをしたり、勝手に自分たちでユニットみたいなものをつくって(笑)踊ったり歌ったりしていたんです。そのときはそれだけで楽しかったんですけど、フェアリーズさんに出逢って、ほぼ同世代の女の子たちがあんなヒールで歌って踊ってる姿に「すごっ!」と思って。そこから「この人たちみたいになりたい!」と思っていたんですけど、思っているだけで誰にも言えなかったんですよね。そんな中で、中学のときから始めていたダンスでバックダンサーを務めさせてもらうようになるんです。

--ダンスの道を歩まれていたんですね。

星菜あむ:それはそれで楽しかったんですけど、次第に「やっぱり自分も表に立ちたい」と思うようになって。ダンス&ボーカルをやりたくて上京していろいろオーディションを受けていたんですけど、インスタでたまたま可愛い女の子がいっぱい出てきて、それがアイドルの子だったんですよね。地元の大阪にいたときは地下アイドルのことをよく知らなかったんですけど、東京に来たらアイドルの子が駅前でビラを配っていたりもするじゃないですか。それで興味を持って地下アイドルのライブに行ったら、めちゃくちゃ楽しかったんですよ! オタクの方たちとの一体感が凄かったんですよね。ただ、自分に可愛らしいアイドルグループは似合わないかなと思っていて。でも、たまたま可愛いって言わないと呪う!のオーディションを見つけて、モエさんの写真を見たら髪の毛が赤くて、そのとき私の髪も赤かったから「受けてみよう」と思ったんです(笑)。

--プロデューサーの髪が赤かったからアイドルになれたんですね(笑)。続いて、かれんちゃん。

絢愛かれん:かれんは物心ついたときからお姫様みたいなドレスが着たくて、七五三とかでもそういうドレスを着たかったんですけど、実際にはTシャツと膝丈のジーパンみたいな服しか着させてもらえなくて。そもそも沖縄だからあんまり洋服屋さんがなくて(笑)。だから、可愛いものに対しての憧れがどんどん強くなっていって。あと、テレビで歌っている人たちを観ながら「なんでかれんじゃないんだろう?」と思っていたんですよ。だから、レコーディングのマイクの前に設置する網があるじゃないですか。あれを紙を丸く切ってつくって、お父さんの部屋のクローゼットの中で歌ったりしていたんですよ(笑)。

--ひとり『THE FIRST TAKE』みたいなことをしていたと(笑)。

絢愛かれん:その頃は歌手とかモデルさんとか女優さんになりたいと思っていて、たまたま沖縄の芸能事務所に入って、最初はモデルさんとかもやらせてもらっていたんですけど、気付いたらアイドルグループが結成されていて。なので、最初はアイドルにピンと来てないんですよ。でも、東京で活動することになったときに「東京ってこんなにアイドルが活躍できるんだ! アイドルの可能性って無限じゃん!」と知るんです。それからアイドルとして売れるべく頑張っていたんですけど、なかなか上手くいかないまま7年間ぐらい所属していたそのグループを卒業することになって。それでも「かれんはステージに立つべき人間なんだ!」と思って諦めないでいたら、モエさんから声をかけて頂いて「これは最後のチャンスかもしれない」と。アイドルとしてやり切れなかったこともいっぱいあったし、叶えたい夢もいっぱいあったから「ここにすべてをぶつけるぞ!」と思って、可愛いって言わないと呪う!のメンバーになりました。

--続いて、りのちゃん。

翠茉りの:私は幼稚園の頃からバレエとかチアとかいろんなダンスを習っていて、高校もダンス部に入って、ずっとダンスを続けていたんです。それもあって私はK-POPが元々すごく好きで、K-POPで好きなガールズグループさんもいたので、アイドルへの憧れはあったんですよね。でも、まわりには「なりたい」という気持ちを言い出せなくて。そうこうしているうちにダンス仲間たちはプロのダンサーになったり、ダンスの講師になったりしていて「私はどうしよう?」と悩んだ結果、アイドルになるなら今しかないと思ったんです。それで、とあるオーディションに受かったんですけど、そのグループは1年ほどで解散してしまって。それからも右往左往している中で見つけたのが可愛いって言わないと呪う!のオーディションだったんです。

--なんで受けようと思ったんですか?

翠茉りの:私もモエさんの熱い文章が琴線に触れたんです。それで、自信があるとかないとか関係なく「私の居場所はここだ!」と。オーディションって簡単な応募項目とかしか書いてないケースが多いので、あんなに熱い文章が書いてあるオーディションと初めて出逢ったんですよね。めちゃくちゃ感動して「私はここに入る」と勝手に決めていました(笑)。

<12/2お披露目ライブへの想い~メンバー7人の夢>

--そんな7人7色の人生を送ってきたメンバーたちによるアイドルグループ・可愛いって言わないと呪う!。12月2日のお披露目ライブに向けて今どんな心境ですか?

絢愛かれん:オーディションが8月後半にあって、最初のレッスンで集まったのは9月の2週目。なので、この7人でアイドルグループを組んでからまだ2ヶ月ぐらいしか経ってないんですよ。それが全然信じられなくて。もう1年ぐらい? それは言い過ぎか。8ヶ月ぐらい一緒にいるような……

--もう1年で良くないですか(笑)。とにかく2ヶ月と思えないぐらい濃厚な日々を過ごしてきたわけですね。

絢愛かれん:そうなんですよ! レッスンもいっぱいして、みんなでお話もいっぱいして、「可愛いって言わないと呪う」のダンスプラクティスの動画を撮って、それを観たときに「めっちゃ揃ってんじゃん!」と思うぐらい濃厚な準備をしてきたんです。もちろんまだまだ細かいところを揃えたり、これから当日までクオリティを上げていかなきゃいけない楽曲もあるので、やることはいっぱいあるんですけど、気持ち的にはもう「いつでもお披露目ライブのステージに立てる」と思っています。まだ実感が湧かないところもあるんですけど、「やっとこの7人でステージに立てる!」という喜びと楽しみに満ちていますね。

水嬉るい:私はすごく緊張しいなので、本番でいろいろ飛んで行っちゃわないように「12月2日までとにかく練習を頑張り続けなきゃ!」と思っているんですけど、でもグループとしての絆は出来上がっているので。

舞白ゆきだま:中華をみんなで食べに行ったので。

水嬉るい:中華、食べに行った(笑)。最初の頃はレッスンで集まってもみんな様子を伺っていて、目に見えないソーシャルディスタンスがあって(笑)。でも、中華、食べに行ったら壁がなくなったんです。

--それだけで(笑)?

月城りん:その前にモエさんを交えてみんなで話し合いをしたんですよ。それまでレッスンをただ坦々と繰り返しているだけで、オーディション最終審査で同じチームだった人以外は話したこともなかったので、メンバー全員とのコミュニケーションもしっかり取れていなかったんです。そんな中でモエさんが話し合いの場を設けてくれたときに、みんなが過去のことやグループへの想い、自分の胸の内を初めて話したんですよね。そしたらみんな泣きながら語り合う感じになって、それぞれ違う人生や想いを持ってここに集まっているんですけど、共通点として「みんな人生を懸けてここいる」ということが分かったんです。そこから一気にみんなの心が開いて、気持ちをひとつにすることが出来たんですよね。で、中華はそのあとに行ったんです(笑)。

--ここからどんなアイドルグループとして評価されたいと思っていますか?

舞白ゆきだま:クオリティが高いと思われたい。パフォーマンスやビジュアルもそうだし、SNSの使い方もそうだし、とにかくアイドルとして必要な要素すべてのクオリティが高いグループ。私はそう思っているんですよ。あと、7人それぞれの「可愛い」があると思うので、もちろんグループとしても好きでいてほしいけど、自分が思う「可愛い」に合ったメンバーを推してもらえたらなって思いますね。

--では、最後に、可愛いって言わないと呪う!で叶えたい夢や目標がありましたら聞かせて下さい。

舞白ゆきだま:日本武道館に立ちたいです。私にはすごく好きなグループがいて。今は無期限活動休止しているんですけど、そのグループが目指し続けて最後に実現したライブが日本武道館だったんです。ただ、私が心の底から「好き」と思っているメンバーはその前に辞めてしまったんですよね……。私がこういう世界のあらゆる活動者の中で唯一、心の底から好きになった人なんですよ。……だから(涙を溢れさせながら)私は絶対に武道館に立つ夢を達成したいんです。

--それは叶えましょう。武道館はプロデューサーのモエちゃんもバンドで掲げていた夢でもありますし。他にこのグループで実現したい夢はありますか?

翠茉りの:私はまず1年目にSpotify O-EASTでライブをすること。あと、Zeppと豊洲PITと幕張メッセでもライブをする。今挙げた会場は、私がダンサー時代にステージに立った舞台なので、次はアイドルとして立ちたいんです。

絢愛かれん:直近の目標としては【TIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)】と【@JAM】の常連になること。そして、どちらのメインステージにも立ちたい。あとは、MVの再生回数を100万回突破したい。Zeppツアーも埋めるぐらいになりたい。かれんも武道館に立ちたい。地元・沖縄のぎのわん海浜公園でライブがしたい。アリーナツアーもしたい。そこでトロッコで会場中をまわりたい。あと10個ぐらいあるんですけど、とりあえず今日はこれぐらいにしておきます(笑)。

星菜あむ:あむも武道館に立ちたいし、全国ツアーもやりたいし……あとは、アイドル界でいちばん有名になりたいです! 地下アイドルってバカにされがちだと思うんですけど、そういうバカにしている人たちを見返してやりたいです!

月城りん:さっき、かれんちゃんも言っていたんですけど、MVの再生回数100万回突破は実現したいですね。地下アイドルでそれを達成できている人たちって本当に少ないので、その中で私たちの楽曲がそれぐらい人気になるまで頑張りたいです。あと、私も武道館に立ちたい。『推しが武道館いってくれたら死ぬ』というマンガがあるじゃないですか。あれと一緒でオタクのみんなも推しには武道館に行ってほしいんですよ。だから、みんなでその夢を叶えたいです。

桃実ゆな:FRUITS ZIPPERさんとおんなじステージに立ちたいのと、武道館に立ちたいのと……黒塗りの中が見えないワゴン車に乗れるぐらい、それでファンのみんなに騒がれるぐらい売れたいです(笑)。

--さっきまで泣いていたとは思えないぐらいのスター志向(笑)。では、最後にるいちゃん、〆てください!

水嬉るい:私もFRUITS ZIPPERさんが好きで、東京体育館でのライブを観させて頂いたんですけど、私も可愛いって言わないと呪う!であのステージに立ちたい。もちろん、みんなと同じように武道館には立ちたいですし、あとは地元の何でしたっけ? かんせんライブ?

--凱旋ライブ。

水嬉るい:がんせいライブ?

--がいせん(笑)!

水嬉るい:それがしたいです(笑)。地元・愛知のZepp Nagoyaとか満席にしたいですね。そしたらお母さんも呼べますし。その為にも、今みんなが語った夢をすべて叶える為にも、これから皆さんに私たちのことを好きになってもらいます!

Interviewer:平賀哲雄

◎イベント情報【可愛呪□フェス 可愛いって言わないと呪う!ついにデビューします。来ないと呪う supported by ぽわんメンバー&マネージャー一同】(※□=ハートマーク)
2023年12月2日(土)東京・MAGNET by SHIBUYA109 MAG's PARK
OPEN 13:00 / START 14:00
出演:可愛いって言わないと呪う! / メイビーME
最前エリアチケット 8,000円
通常チケット 4,000円
https://ticketvillage.jp/events/12563

◎可愛いって言わないと呪う!オフィシャルサイト
https://kawanoro.bitfan.id/
◎可愛いって言わないと呪う!X公式アカウント
https://twitter.com/kawanoro_info

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