2023/11/29
映画館チェーンのAMCシアターズによると、テイラー・スウィフトのコンサート・フィルム『テイラー・スウィフト: THE ERAS TOUR』の全世界でのチケット売上が2億5,000万ドル(約367億円)を突破したことがわかった。
米ハリウッド・リポーターは、この記録的な数字はテイラーのファンが映画館で3時間以上歌い踊るコンサート映画が今年の大作映画のトップ20にランクインしたことを意味すると語った。また、同映画はコンサート映画として史上最高の興行収入を記録している。
『テイラー・スウィフト: THE ERAS TOUR』は、感謝祭の週末までに北米で1億7,820億ドル(約262億円)、海外で7,180億ドル(約105億円)の興行収入を記録した。2023年の世界興行収入ランキングでは、『The Nun II(邦題: 死霊館のシスター 呪いの秘密)』(約393億円)に次ぐ19位、米国内では物議を醸した児童人身売買を暴く映画『サウンド・オブ・フリーダム』(約270億円)、『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(約275億円)に次ぐ11位にランクインしている。
テイラーのコンサート・フィルムは、現地時間11月30日に映画館で再公開される。また、テイラーの来月の34歳の誕生日を祝して、配信されることが11月27日に発表されたばかりだ。彼女のキャリアを振り返る壮大なツアー記録の配信版には、劇場版ではなかった「ワイルデスト・ドリームス」、「ジ・アーチャー」、「ロング・リヴ」の3曲が新たに追加される。
同コンサート・フィルムは、テイラーの誕生日である12月13日から米国、カナダで配信される。他の国については近日中に発表される。『テイラー・スウィフト: THE ERAS TOUR』は、今年10月に公開され、9,280万ドル(約13億7,500万円)以上の興行収入を記録し、週末の公開のみで瞬く間に史上トップの興行収入を記録したコンサート映画となった。
テイラーは、【The Eras Tour】の南米公演を終えたばかりで、ツアーから数か月休みを取る予定だ。来年2月7日に東京ドームでの来日公演でツアーが再開され、その後オーストラリアへと続く。
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