2023/11/10
ビヨンセが、現地時間2023年11月9日にコンサート・フィルム『RENAISSANCE: A Film by Beyoncé』の新しい90秒の予告編を公開した。映画は、同名の目を見張るような世界ツアーを余すことなく捉えた内容となっているようだ。
ビヨンセが監督しているこの映画は、11月25日の米ロサンゼルス・プレミアおよび30日の英ロンドン・プレミアの後、12月1日に世界中の劇場で公開される。テイラー・スウィフトの映画『The Eras Tour』(全世界で3億5,000万ドル[約530億円]以上の興行収入を記録し、今週末に公開終了予定)同様、『RENAISSANCE: A Film by Beyoncé』はビヨンセが自身のパークウッド・エンターテイメントと配給会社AMCエンターテイメントの間で直接契約を交わした結果生まれた作品だ。
ドラマチックな予告編は、金色の影に包まれたビヨンセの映像で始まり、彼女が、「私は目を閉じ、時空の領域を旅する。現実は、旅する私の心の状態に何の力も支配も及ぼさない」とナレーションで語る。歓声を上げるファンの映像で画面が埋め尽くされ、ツアーの手の込んだ宇宙時代的ビジュアルが映し出される。
「私の内なるものを充電する源を見つけるため、アセンブリー・ラインの周波数でMPCを叩く」とビヨンセは続ける。クワイアが“ウェルカム・トゥ・ザ・ルネッサンス”と歌う中、黒いレザーのボディースーツ姿でキャットウォークを闊歩する彼女の映像に乗せ、「男性優位のこの世界で、私は本当にタフでなければならなかった。母親であることとステージに立つことを両立させるために……それはただ、私が本当は誰なのかを思い出させてくれる」と付け加えた。
その後、画面はコンサートの映像で次々と埋め尽くされ、ビヨンセが子供たちや夫のジェイ・Zと特別な時間を共有する映像や、ツアーの象徴であるシルバーのステージ衣装の数々が映し出される。そして、12か国39都市を回り、270万人のファンを動員し、5億8,000万ドル(約877億円)の興行収入を記録したツアーのハイライト映像に移行する。最後は、『ルネッサンス』からのシングル「Break My Soul」に乗せてコンサートからのモンタージュが続き、キラキラした巨大な舞台装置の馬にまたがるスーパースターの伝説的なシーンで締めくくられる。
テイラーの映画同様、『RENAISSANCE: A Film by Beyoncé』も米国では木曜、金曜、土曜、日曜に上映される。
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