2023/11/09
全米各地で選挙が行われた現地時間2023年11月7日、テイラー・スウィフトが自身のヒット曲をもじりながら投票するようファンに促した。
彼女は自身のインスタグラム・ストーリーズで、2014年に米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で1位を獲得した大ヒット曲「Shake It Off」の歌詞をもじり、2億7,500万人のフォロワーに向けて市民の義務を思い出させるメッセージをシェアした。「Voters gonna vote!(投票する人は投票する)」と彼女は綴り、「コロラド州、ケンタッキー州、メイン州、ミシシッピ州、ニュージャージー州、ニューヨーク州、オハイオ州、ペンシルべニア州、テキサス州、バージニア州で有権者登録をしている人は、今こそ自分の声を使う時です」と続けた。
彼女はまた、「Vote.orgにアクセスして、投票所に到着する前に投票用紙に何が書かれているのかを調べましょう」と、投票前に情報を得るよう有権者に呼びかけた。彼女が紹介したリンクをクリックすると、Vote.orgの“See What's on Your Ballot”(投票用紙に何が書かれているか見よう)ツールへと飛ぶ。
【グラミー賞】を12回受賞している彼女の最新のインスタグラム・ストーリーは、非営利で超党派の有権者登録団体であるVote.orgとの継続的なパートナーシップの一環だ。この団体は、投票行動を向上させ、十分なサービスを受けていない有権者や代表者(議員)が不足している有権者に投票機会を提供することを目的としている。
Vote.orgのアンドレア・ヘイリーCEOは声明で、「テイラー・スウィフトは世界で最も多忙な人物の一人ですが、民主主義のために立ち上がり、自分の声を使い、ファンやフォロワーに自分の声を使うよう促す時間を常に持っています。私たちは彼女がVote.orgとパートナーシップを続けてくれていることにとても感謝しています。彼女の投稿は私たちのウェブサイトへのアクセスを急増させ、何万もの新規登録をもたらしました。今年1年だけで。(中略)私たちは、テイラーが一貫して彼女の巨大なプラットフォームを使い、人々が4年に一度だけすべきことではなく、継続的に実践することとして投票を奨励していることに感激しています」とコメントした。同団体によると、テイラーが9月の別の投稿で全国有権者登録デーに登録をするようファンに呼びかけた後、同サイトには4万人近い新規有権者登録があったという。
現在『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』の「Is It Over Now? (From the Vault) 」がHot 100の首位に君臨しているテイラーは、【2023 ビルボード・ミュージック・アワード】(BBMAs)の最終選考に20部門でファイナリストとなっている。【BBMAs】は現地時間11月19日にBBMAs.watch、米ビルボードや【BBMAs】のSNSアカウントでも配信される。
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