2010/10/08
10/8(金)、『AMERICAN IDOL』の第9シーズンの優勝者LEE DeWYZEが、11/16にリリースする19 Recordings/RCAからのデビュー作『LIVE IT UP』の詳細の一部を明らかし、全4曲を公開した。それぞれの曲にはファンが喜ぶお馴染みの“しわがれ声”とDeWYZEの愛するギターの音色が健在で、同時にサプライズも幾つか用意されていた。
BILLBOARDでは、それぞれの楽曲について以下のような印象を持った。
「LIVE IT UP」: 10/13に『ON AIR WITH RYAN SEACREST』で初めて公開されたアルバムのタイトル・トラックで、どこかJASON MRAZ を彷彿とさせるDeWYZEのヴォーカルには、歴代の『AMERICAN IDOL』が優勝を決めた際に歌った楽曲に必ずつきもののインピレーションあふれるメッセージが込められている。ちなみに前回第9シーズンの優勝者DeWYZEは、優勝を決めた際に歌ったU2の「BEAUTIFUL DAY」のカバーを、初めて公式シングルとしてリリースしている。
「BEAUTIFUL LIKE YOU」:バラードからスタートするこの曲は、やがてビッグなロック・コーラスへと姿を変えていくナンバーで、番組の過去の優勝者DAVID COOKやCHRIS DAUGHTRYのファンが気に入る1曲だろう。番組出演時にはヴォーカル・レンジが狭いと酷評されたDeWYZEだが、この曲からは彼の持つ能力がアルバムで十分に発揮されていることを確認することができる。
「ME ANDMY JEALOUSY」:公開された4曲の中で最もダークな雰囲気を持つ作品で、DeWYZEの他の曲に比べてキーボードとストリングスが前面に押し出された1曲だ。
「DEAR ISABELLE」:アルバムの中で最も削ぎ落とされたシンプルな楽曲で、シカゴ出身のDeWYZEが昔の恋人とミシガン湖を訪れた時のことを恋しく思っているパーソナルな1曲だ。そしてこの曲を聴いていて最初に頭に浮んだのは、“もし『AMERICAN IDOL』の参加者が自分たちで書いたオリジナル曲を歌ったら、どんな審査結果になるだろう?”という番組のファンなら誰もが抱く疑問だった。DeWYZEがこの曲を歌ったとしたら、番組は間違いなくより説得力のあるものになったに違いない。
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