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2009/08/02

オール・ポインツ・ウェスト、晴天の2日目

オール・ポインツ・ウェストの主催者は、悪天候に見舞われたフェスティバルの初日にやって来てくれたすべての人たちに無料パスというご褒美を出した。

7/31、金曜日の午後6時、AEG/ゴールデンヴォイスは嵐のおかげで午後の間中地面がひどい状態だったので、この発表をした。金曜のチケットを
持っている人はフェスティバルの残りの二日間のいずれか一日に入場を認められる。土曜の午後、イベントの3つのステージに詰めかけた観客を見れば (フィールドにくねくねと延びるトイレや物販のためのかなり長い列は言うまでもなく)、多くのファンがこの申し出に応じたようだ。

第二回オール・ポインツ・ウェスト・ミュージック&アーツ・フェスティバルの二日目は好天と夏の熱気に見舞われた。しかし、ゴム長を履いた人はまだかなり見られ、ニュージャージーのリバティ・ステート・パークの地面にはまだ深い水たまりや泥が残っていた。そんなコンディションだったので、DOLABのダンス・エリアでは即席の泥レス合戦が行なわれる一幕もあった。

太陽は照っていたものの、音楽は初日からガラリと変わってより暗いものになっていた。アート・メタル・バンドのTOOLはヘヴィなヘッドラインのセットでメイン・ステージに黒服のロッカー軍団を連れてきた。けばけばしくアニメ化されたビジュアルのバックドロップにシルエットが浮かび上がるだけのバンドは、最新作『10,000 DAYS』からの脅威に満ちた曲と共に、「SOBER」、「STINKFIST」、「PRISON SEX」などの古いヒット曲を披露した。

MY BLOODY VALENTINEも日没時に大音量の思いっきりひずんだパフォーマンスを展開した。ARCTIC
MONKEYSでさえ、ブリットポップの元気なイメージをひっくり返し、もっとおどろおどろしいエッジを持ったステージで観客をビックリさせていた。

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