2013/06/06
3年ぶりに俳優に復帰した水嶋ヒロが主演する映画『黒執事』がこのほどクランプアップし、6日、写真が公開された。
原作は世界42の国と地域で発行され、累計発行部数が1500万部を突破している人気コミック。19世紀後半の英国を舞台に、名門貴族に仕え、知識、教養、料理、武術と完璧、しかしその正体は悪魔というスーパー執事セバスチャンの活躍を描く。今回の映画版では、原作から約130年後、西洋と東洋の文化が入り乱れたアジアの都市を舞台にした完全オリジナルストーリーで描かれる。
水嶋は、シャープに見せるため体重を50キロ台に落とし、約4カ月間に及ぶアクション練習などを経て、アクションシーンなどに挑戦。完全無欠な悪魔の執事役として、その人間離れした動きを完璧に体現したという。「1カ月半に及ぶ久しぶりの撮影は、コツコツと地道に進んで行く、まるで登山をしているかのような感覚でした。無事撮影を終え、頂上にたどり着いたときと似たような達成感を味わっています」と充実ぶりをアピールした。
一方、映画でセバスチャンの主人役となるオリジナルキャラクター、汐璃(しおり)を演じた剛力彩芽は男装に初挑戦。「撮影が終わってしまって、とても寂しいです。撮影していた映像がすごくきれいでしたので、これからCGなども加わりどういう画になるのか今からとても楽しみです」と期待感を語った。
お互いの印象については、「剛力さんが演じる汐璃はとてもすてきで、発する言葉からにじみ出る苦しみや悲しみを感じる度に鳥肌が立ちました」と水嶋が語れば、剛力も「水嶋さん演じるセバスチャンは、完璧でスマートな役ですが、水嶋さんのお芝居も本当に完璧。私はついていくだけでしたが、本当に主演が水嶋さんでよかったです」とお互いに絶賛。さらに水嶋は「20代最後の、俳優として頑張る自分の姿が記録されている記念の作品でもありますし、これから公開が終わるまで、引き続き『黒執事』に力を注いでいきたいと思います」と今後への意気込みを示した。
映画『黒執事』は2014年新春全国公開。配給はワーナー・ブラザース映画。
エンタメ OVO
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