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2023/07/29

<わたしたちと音楽 Vol.21>林 香里(H.I.P.代表)が語る、自分自身で選択することの大切さ

 【ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック】(WIM)の日本版実施に伴い、独自の観点から“音楽業界における女性”にフォーカスしたインタビュー連載『わたしたちと音楽』のVol.21に株式会社ハヤシインターナショナルプロモーションズの代表を務める林 香里が登場した。

 ザ・ウィークエンド、テイラー・スウィフト、マライア・キャリーなど数々の海外著名アーティストを招聘してきた彼女は、2022年10月にブルーノ・マーズ、12月にマルーン5の来日公演を成功させたことで、米ビルボードが音楽ビジネスの成功を牽引した米国外の人物にスポットライトを当てる【2023 Billboard International Power Players】にも選出された。また、2024年1月に再びブルーノ・マーズの来日公演を行うことも発表されたばかりだ。

 プロモーターに男性が多いことについて、「私たちの仕事は、国内外を跨いで進めていくので、時差にも対応しなくてはならず、日々プレッシャーの連続です。体力も必要ですし、メンタル的にも強くないとダメージが大きいですね」と見解を述べ、「ただ、これからは、女性も増えていくと思っています。マルチタスクが得意な人には向いている仕事だと思います」と続けた。

 また、壁にぶつかったときは“諦めずに道を探し続けること”で乗り越えていると明かし、「小さいことでも大きいことでも、何かしらの壁にぶつかり続ける毎日です。でもその壁を乗り越えられた時、何かを達成できた時にはやはりやりがいを感じますね」と話した。

 そして海外と日本での就業環境の違いについても触れると、自由なマインドでいるために、「自由なシチュエーションを自ら意識して作るように努めています。例えば、パートナーを選ぶ時にも、“女性は家に入るもの”と考えない人を選ぶ。“My choice.”どんな時でも、選択権は自分自身にあることを忘れないようにしています」と述べている。

 インタビュー全文は特集ページにて公開中だ。また、【ビルボード・ジャパン・ウィメン・イン・ミュージック】の特設サイトでは、これまでのインタビューやプレイリストなどをまとめて見ることが可能だ。

 2007年からアメリカで開催されている【ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック】は、音楽業界に貢献した女性を表彰するアワードで、2023年版は3月に実施された。日本では、インタビューやライブ、トークイベントといった複数のコンテンツから成るプロジェクトとして2022年秋にローンチした。

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