2013/05/31
映画『グランド・マスター』のジャパンプレミアが30日、東京都内で行われ、主演のトニー・レオンとウォン・カーウァイ監督が登壇した。
本作は、歴史に翻弄(ほんろう)された中国の真の武術家=グランド・マスターたちの運命を描く。
ブルース・リーの師匠でもある葉問=イップ・マンを演じたトニーは「久しぶりにカーウァイ監督と一緒に仕事ができた。皆さんがこの映画を気に入ってくれるといいのですが」とあいさつ。
一方、カーウァイ監督は「イップ・マンは武人なのに文人の気質も持った人物。目が優しくて、学者の気質を持っていて、しかもロマンチストであるトニーさんをおいて他に演じられる人はいませんでした」と起用の理由を語った。
また、映画のために激しい武術のトレーニングをしたというトニーは「撮影中に何度もけがをした。2回骨折して半年ずつ休んだので、トレーニングをまた初めからやり直さなければならなかった。撮影が長くなってしまったのがつらかった」と苦労を語った。
この日は、シークレットゲストとして真木よう子が登場し、2人に花束をプレゼント。「この映画を見てカンフーをやってみたいと思った」という真木に対してトニーは「すごく大変ですよ」と忠告したが、カーウァイ監督は「トニーさんは女性を教えるのは得意だからいいコーチになると思います」と語り、笑いを誘った。
映画は5月31日からTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー。
エンタメ OVO
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