2023/06/02
米フォーブスが発表した、今年の『America’s Richest Self-Made Women』(米国で最も裕福な自力で大成した女性たち)ランキングに、音楽界からはリアーナ、テイラー・スウィフト、そしてビヨンセなどが上位に入った。
この3人の中で最高位はリアーナで、20位にランクインした。彼女はフォーブス独自の基準である“セルフメイド・スコア”(“たたき上げ度”)で最高値の10を獲得している。フォーブスは彼女の純資産を14億ドル(約1,900億円)と推定しており、その理由は音楽と化粧品での成功にあるとしている。フランスの高級品コングロマリットであるLVMHと共同経営するFenty Beautyは、同誌によると2022年の売上が2倍になった。リアーナは、昨年2月に10億ドル(約1,380億円)の評価を得たランジェリー・ラインSavage x Fentyにも30%の出資をしている。
セルフメイド・スコアが8だったテイラーは34位にランクインしている。フォーブスの推計によると、彼女の純資産は7億4,000万ドル(約1,020億円)だ。彼女の音楽の記録的な売り上げとツアー・チケットの需要が、その数字の大部分を占めている。昨年テイラーは米ビルボード史上初めて、ソング・チャート“Hot 100”のTOP10を独占するという快挙を成し遂げた。2022年11月に彼女の【The Eras Tour】の圧倒的な需要がチケットマスターを事実上崩壊させ、同社のコンサート販売方針について米連邦議会で議論される事態となった。
現在【ルネッサンス・ワールド・ツアー】の欧州公演の真っ最中であるビヨンセは、セルフメイド・スコアが8で48位にランクインした。フォーブスは、ビヨンセの推定純資産5億4千万ドル(約750億円)は、およそ30年にわたる音楽界での成功によるものとしている。今年ビヨンセは、ファッション・ハウスのバルマンと、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で首位を獲得した『ルネッサンス』がテーマのコラボレーションを発表した。
このほかに、『America’s Richest Self-Made Women』ランキングに入ったエンターテイメント界の著名な女性には、オプラ・ウィンフリー(13位)、キム・カーダシアン(21位)、カイリー・ジェンナー(38位)、マドンナ(45位)、セリーヌ・ディオン(56位)、ドリー・パートン(59位)、リース・ウィザースプーン(59位)、バーブラ・ストライサンド(61位)、セリーナ・ウィリアムズ(89位)、ションダ・ライムズ(96位)などがいる。
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