2013/05/13
6月21日~24日に有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ日劇にて開催される【フランス映画祭2013】の作品ラインアップ、そして来日ゲストが発表された。
5月10日に行われた記者会見では、クリスチャン・マセ駐日フランス大使が登壇し「日本の皆さんに、もっと多くのフランス映画を観て頂くことで、フランスをもっと理解してもらうことが私の希望です。また、そういう絆を大切にすることで未来に向けて、日仏関係をさらに豊かにしていければと願っています。」と語り、今年の団長を務めるナタリー・バイからのビデオレターも公開された。ヴァイ団長はフランス映画の魅力について「一番の魅力は多様性だと思います。フランス映画は大衆から子ども向けの作品、作家主義的なものに文芸ものもあり、コメディに悲劇など何でもためらいなく制作します。日本人がフランス映画を愛するのは、多様性を好むからだと思います。芸術家的な繊細さを持っていて、フランス人の感覚とは異なるようで似ています。私たちは日本人を好み、日本人もフランスを好いている。互いに惹かれあっていると思います。」とコメントした。
オープニング作品には、フランソワ・オゾン監督の『In the House(英題)』、さらに初となるクラシック上映作品として『シェルブールの雨傘』のジャック・ドゥミ監督の長編デビュー作『ローラ』がデジタル修復完全版が日本初公開される。他にも、オドレイ・トトゥがひとりの女性のダークサイドを熱演する『テレーズ・デスケルウ』やジャック・ドワイヨン監督が、ジェーン・バーキンとの愛娘ルー・ドワイヨンと共に作り上げた愛すべきラブ・コメディ『アナタの子供 』 など個性豊かなラインアップが揃った。
◎映画祭情報
日程:6月21日(金)~24日(月)
場所:有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ 日劇(東京会場)
団長:ナタリー・バイ
INFO:http://unifrance.jp/festival/
上映スケジュール
6月21日:『In the House(英題)』『遭難者(仮)/女っ気なし(仮) 』
6月22日:『短編作品集』『わたしはロランス』『ローラ』『テレーズ・デスケルウ』
6月23日:『森に生きる少年~カラスの日~』『ウェリントン将軍~ナポレオンを倒した男~(仮)』『アナタの子供』『黒いスーツを着た男』
6月24日:『椿姫ができるまで』『母の身終い』『Populaire』『恋のときめき乱気流』
来日ゲスト
6月21日
『In the House』(英題) フランソワ・オゾン(監督)/ エルンスト・ウンハウワー(出演)
『遭難者(仮)/女っ気なし(仮)』 ギヨーム・ブラック(監督)
6月22日
『わたしはロランス』 ナタリー・バイ(出演)
6月23日
『森に生きる少年 ~カラスの日~』ジャン=クリストフ・デッサン(監督)
『ウェリントン将軍 ~ナポレオンを倒した男~(仮)』バレリア・サルミエント(監督)
『アナタの子供』 ジャック・ドワイヨン(監督)/ ルー・ドワイヨン(出演)
『黒いスーツを着た男』 カトリーヌ・コルシニ(監督)
6月24日
『椿姫ができるまで』ジャン=フランソワ・シヴァディエ(出演)
『母の身終い』ステファヌ・ブリゼ(監督)/ エレーヌ・ヴァンサン(出演)
『Populaire』(原題)レジズ・ロワンサル(監督)/ デボラ・フランソワ(出演)
『恋のときめき乱気流』リュディヴィーヌ・サニエ(出演)
※来日ゲストやトークショーのスケジュールは事情により、
予告なくキャンセルや変更となる場合もございます。
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