2010/09/02
CROSBY, STILLS & NASHはRICK RUBINのプロデュースによるクラシック・ロックのカバー・アルバムの制作を3分の1ほど終えたところだが、GRAHAM NASHはそれがいつ完成し、リリースされるのかに関してあえて言うつもりはないようだ。
「いつものアルバムを作るよりずっとゆっくりなんだ。なにしろ僕たちは5月からツアーに出ていて、10月まで手が離せないからね。全員きちんとやりたいと思ってる。RICKもね。だから、ちゃんとしっかり確かめられるように時間をかけているんだ」
RICKとの仕事は「すごく興味深い。40年も50年もやっているCSNにスタジオでどうしろなんて言うのはむずかしいことだ。だけど、面白い体験だよ。僕たちはちゃんと心を開いて彼の言うことを聞いている。もちろん彼には素晴らしいアイデアがあるからね」
バンドはコンサートの間に新曲のいくつかを披露しているのでファンはすでに耳にしているかもしれない。ROLLING STONESの「RUBY TUESDAY」の他、BEATLESの「NORWEGIAN WOOD」、ALLMAN BROTHERS BANDの「MIDNIGHT RIDER」、BOB DYLANの「GIRL FROM THE NORTH COUNTRY」、TIM HARDINの「REASON TO BELIEVE」,
JACKSON BROWNEの「LIVES IN THE BALANCE」、GRATEFUL DEADの「UNCLE JOHN’S BAND」、JAMES TAYLORの「YOU CAN CLOSE YOUR EYES」などが選曲されている。
NASHは2011年初頭の発表を考えている。それに先駆けて、彼はCROSBY, STILLS, NASH & YOUNGの伝説的な1974年のツアーからのライブ・アルバムを仕上げたいと思っており、こちらの発売は2011年春になりそうだ。NASHと歴史家のJOEL
BERNSTEINは9回のコンサートのマルチトラック・レコーディングからアルバムをまとめており、NASHはあらためて「僕たちが素晴らしいバンだったってことがわかった。お互いをよく聞きながら、邪魔することなく演奏しているのがわかるんだ。実に素晴らしいよ」
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