2013/05/01
バラク・オバマ大統領が先日、ホワイト・ハウスで記者クラブの晩餐会を開き、史上最もヒップホップ好きな最高司令官ぶりを発揮した。
まず、DJキャレドの「オール・アイ・ドゥ・イズ・ウィン」をテーマ音楽にして登場したオバマ大統領は、演壇にあがると「私の新しい入場曲はどうかな?」とジョークを披露。また、(最近ではビヨンセにも批判的な)極右派政治評論家を引き合いに、「ラッシュ・リンボーが忠告していただろう? “この2期目には気をつけろ!”ってね」と話した。
その後、スピーチの序盤では、最近話題となっていたジェイ・Zとビヨンセのキューバ旅行や、ジェイ・Zの曲「オープン・レター」に触れ、「ジェイ・Zがキューバに行ったことについての騒ぎは信じられない。私は“99個の問題”を抱えているが、今やジェイ・Zがそのうちのひとつだ!」と述べた。
人々が“99プロブレムズ”のジョークを口にするようになってずいぶん経つが(ジェイ・Zの2004年の『ザ・ブラック・アルバム』から同タイトルのヒット曲が生まれて以来のこと)、大統領がそれを蒸し返したのはかなり笑えた。
なお、オバマ大統領は予算削減問題についても触れ、「共和党員たちはこの問題に夢中で、今や彼らはどれだけ嫌であるのかについての議論を止められないでいる。それはまるで、我々がテイラー・スウィフトのアルバムにハマってしまったようなものだね」とコメントした。
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