2022/11/14
90歳の誕生日を迎えたジョン・ウィリアムズが、今年3月にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と再共演した。このコンサートの模様を収めた3つシングルを随時リリースすることが発表され、第1作目「不死鳥フォークス」(『ハリー・ポッターと秘密の部屋』から)の配信がスタートした。
2020年1月、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との共演でウィーン・デビューを果たしたジョン・ウィリアムズ。楽友協会での2回のコンサートでは、ウィリアムズの名作のスコアを幅広く取り上げ、同年8月に発売された『ジョン・ウィリアムズ ライヴ・イン・ウィーン』は世界中で大ヒットを記録、2020年に最も売れたクラシック・アルバムとなった。その後2021年10月には、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に指揮者デビューを果たし、その公演のライヴ・アルバム『ジョン・ウィリアムズ ライヴ・イン・ベルリン』が彼の90歳を祝して2022年にリリースされた。
「不死鳥フォークス」は、今年公開20周年を記念する『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(2002年)に登場する、ダンブルドア校長が飼っている不死鳥のフォークスのテーマ曲だ。ウィリアムズは、このフォークスが映画のクライマックスで主人公ハリーを救い、悪の勢力を阻止するという、重要な役割を果たすことを示唆するテーマを創り出している。
◎リリース情報
シングル「不死鳥フォークス」(『ハリー・ポッターと秘密の部屋』から)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ジョン・ウィリアムズ
2022/11/11 DIGITAL RELEASE
https://Jwilliams.lnk.to/FawkesthePhoenixPR
Photo: © Prashant Gupta
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