2022/10/26 16:00
米フォーブス誌によると、カニエ・ウェストはもはや億万長者ではないようだ。同誌は現地時間2022年10月25日、一連の反ユダヤ主義的な発言が原因でアディダスとの契約が解消されたカニエが億万長者リストから外れたと報じた。
現在は削除されているポッドキャスト『Drink Camps』のエピソードで、カニエが「文字通り反ユダヤ的なことを言っても、アディダスは私との契約を切ることはない……私は反ユダヤ主義にもなれるし、アディダスとの契約は続く。さて、どうする?」と主張した後、アディダスは10月初めにカニエとのコラボレーションを“再検討中”と表明していた。
米フォーブス誌はカニエとアディダスとの複数年にわたるパートナーシップを15億ドル(約2,200億円)と評価し、そのパートナーシップがない場合、彼の価値は4億ドル(約600億円)に過ぎないと報じた。しかし、彼は過去に行ったように同誌の純資産評価額に異議を唱えるだろう。2020年に初めて億万長者のリストに名を連ねた時、カニエは「10億ドル(約1,480億円)ではない」と同誌にテキストし、「33億ドル(約4,900億円)だ。フォーブスでは誰も数え方を知らない」と批判した。
アディダスとの契約を失ったカニエの資産の残りは、「不動産、現金、彼の音楽カタログ、そして元妻キム・カーダシアンの下着ブランドであるスキムスの株式5%」であると米フォーブス誌は述べている。
カニエの反ユダヤ主義な暴言によって提携を解消した他のブランドには、バレンシアガ、制作会社MRC、大手ブッキング・エージェンシーのクリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシーなどが含まれる。また、ギャップもイージーの商品を店頭や製造から撤去し、イージー・ギャップのオンライン・ストアも閉鎖している。一方で、元妻キム・カーダシアンと彼女の妹クロエ・カーダシアンは、カニエの名前や彼の発言には直接触れずに、ユダヤ人コミュニティを支持する発言を公にしている。
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