ピアノトリオバンド WEAVERが、4月21日に東京・Zepp DiverCityで【WEAVER Handmade TOUR 2013「Piano Trio Performance」】の最終公演を開催した。

　チケット即日完売となったこの日、彼らは1月にリリースしたセルフプロデュースアルバム『Handmade』の収録曲よりライブをスタート。杉本雄治（pf,vo）は激しく鍵盤を叩きながら熱唱したり、ピアノの上に登って観客を煽るなど熱量の高いパフォーマンスを繰り広げていたが、MCでは「オッケー♪」とローラのモノマネを披露するお茶目な一面も。

　その後、3人は「風の船 ～Bug's ship～」にて、ドラム、ピアノ、ベース、ピアノの順番で音を鳴らして一つの旋律を紡いでいく音遊びを実施。人気曲「66番目の汽車に乗って」「2次元銀河」「Hard to say I love you ～言い出せなくて～」などをメドレー形式でお届けした際には、杉本が背面弾きを、河邉徹（dr）がマジックとタップダンス（1か月練習したとのこと）を披露。さらに、奥野翔太（b）はツアー会場限定販売シングル『Just one kiss』より初めてメインボーカルを務めた「春に」を熱唱するなど、思考を凝らしたパフォーマンスで会場の熱気を急上昇させていく。

　また、MCでは「今まで色々挑戦してきたけど、全て上手くいったわけじゃない。全て叶ったわけじゃないです」と今回のツアーを振り返りつつ、「日々生きている中でも、10個あるうちの9個はしんどいことの方が多いと思う。でも、残り1個でも何か幸せだと思えることがあれば、人間頑張れると思うんです。今日のライブがみんなにとってその1個になっていたら嬉しいです」と真剣な眼差しで語った。

　アンコール突入後も観衆の熱は冷めることなく盛り上がる一方で、河邉も客席を見渡しながら「嘘みたいな景色だなぁ。本当に、本当にありがとう」と感無量の様子だ。杉本と奥野もそれぞれ感謝の想いを伝え、CM曲に起用されていた「僕らの永遠～何度生まれ変わっても、手を繋ぎたいだけの愛だから～」などを歌唱する。

　そして、ニューシングル『夢じゃないこの世界』と、本公演の模様を収めたライブDVDを6月26日に同時リリースすること。自身初となる東京・NHKホール公演を6月29日に開催することを発表。『夢じゃないこの世界』のPV撮影もその場で行い、最終日に相応しいスペシャルな内容でファンを大いに喜ばせた。

◎【WEAVER Handmade TOUR 2013「 Piano Trio Performance」】
4月21日（日）Zepp DiverCity　セットリスト：
01.Performance
02.Shall we dance
03.管制塔
04.白朝夢
05.Reach out
06.風の船 ～Bug's ship～
07.ふたりは雪のように
08.泣きたいくらい幸せになれるよ
09.アーティスト
10.Medley of performance
11.春に
12.Shine
13.Free will
14.ティンカーベル
15.トキドキセカイ
16.The sun and clouds
EN1.Just one kiss
EN2.僕らの永遠～何度生まれ変わっても、手を繋ぎたいだけの愛だから～

◎シングル『夢じゃないこの世界』
2013/06/26 RELEASE
［初回プレス盤］
AZCS-2025　1,260円（tax in.）
［通常盤］
AZCS-2026　1,260円（tax in.）

◎DVD『WEAVER 「Piano Trio Performance」LIVE at Zepp DiverCity』
2013/06/26 RELEASE
AZBS-1013　3,800円（tax in.）
※アミューズ公式オンラインショップ“ASMART”限定発売
http://www.asmart.jp/

◎【WEAVER Special Live 2013～河邉徹、四半世紀誕生祭～】
6月29日（土）東京・NHKホー ル
オフィシャルHP先行：エントリー 4月21日（日）22：00～4月30日（火）23：00
一般発売：5月25日（土）10：00～
http://l-tike.com/hpweavernhkweb/

◎【Amuse 35th Anniversary BBQ in つま恋 ～僕らのビートを喰らえコラ！～】
7月13日（土）、14日（日）静岡県・つま恋
http://bbq2013.com/