2022/10/24
ラジオ局J-WAVE(81.3FM)が10月21日から3日間、六本木ヒルズでの有観客とオンライン配信のハイブリッドで開催した日本最大級のデジタル・クリエイティブフェス【J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA 2022】(以下、イノフェス)より、最終日23日のレポートが届いた。
同イベントの模様は10月24日18時からアーカイブ配信を開始、30日まで視聴可能となる。
今年で7回目の開催となるイノフェスは、テクノロジー、音楽、エンターテインメント、サイエンス、アートがクロスオーバーするデジタル・クリエイティブフェスティバルで、今回「The beginning of a new world」をテーマに開催。長引くコロナ禍や国内外の混乱、そんな先行き不透明な時代に登場したWeb3という概念。NFTやDAO、Metaverseといった、新しいテクノロジーやカルチャーが登場してきた時代の転換点にて、私たちは今、何をすべきか? Web3をテーマにそのヒントを届けた。
23日のライブ出演者は、clammbon、小室哲哉、のん、Michael Kaneko、yama、MAPアーティスト(NOA、藤本陸斗、Rian、雫)。トーク出演者は、厚切りジェイソン(お笑い芸人/IT企業役員)、落合陽一(メディアアーティスト、筑波大学准教授)、工藤公康(福岡ソフトバンクホークス前監督)、後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、SKY-HI(アーティスト)、成田悠輔(イェール大学助教授・半熟仮想株式会社代表)、藤原麻里菜(コンテンツクリエイター、文筆家)などとなった。
◆ライブ「CHINTAI presents MAP LIVE SHOWCASE」(13:00~)
次世代アーティスト発掘&育成プロジェクト「CHINTAI presents J-WAVE MUSIC ACCELERATOR PROGRAM」に選出された、NOAと藤本陸斗がパフォーマンスを披露した。
◆トーク「Web3の真実 ~テクノロジーの光と影~」(13:40~)
出演:厚切りジェイソン、草野絵美、國光宏尚、川田十夢
NFT、DAO等新しいテクノロジーは本当に社会や経済を変えていくのか? 厚切りジェイソン、國光宏尚、草野絵美が、MCのAR三兄弟・川田十夢とWeb3の現状と真実に迫った。
◆トーク「TOPPAN INNOVATION WORLD ERA SPECIAL TALK SESSION Web3の真実 ~WELCOME TO NEW ERA~」(14:30)
出演:落合陽一、佐々木紀彦、小橋賢児
落合陽一、小橋賢児、佐々木紀彦が、経済、社会、テクノロジーの近未来図を語り尽くすトークセッション。「Web3時代」=「新時代」と捉えて、その可能性と魅力あふれる社会を探った。
◆ライブ「Michael Kaneko (× Rian)」(15:40~)
最新映像テクノロジーとギターサウンドがコラボレーション、MAPアーティスト・Rianと共演した。楽曲「SANDIE」では、歌詞の一部をJ-WAVEナビゲーターの名前に替えて歌う粋な演出も見られた。
M1 Breakdown
M2 DRIVEAWAY
M3 GIRLS
M4 I just want feat. Michael Kaneko
M5 SANDIE
M6 RECIPE
◆ライブ「yama developed by AR三兄弟」(16:40~)
AR三兄弟の演出によるARを駆使したスペシャルステージ。yamaの世界観と見事に連動した演出でステージを盛り上げた。
M1 桃源郷
M2 麻痺
M3 色彩
M4 春を告げる
M5 くびったけ
M6 世界は美しいはずなんだ
◆ライブ「clammbon (× 雫)」(17:40~)
ARと最新映像技術を駆使して、ノフェスならではのスペシャルステージを展開。MAPアーティスト・雫とのコラボでは、Michael Kanekoもギターで参加した。
M1:Lush Life!
M2:夜見人知らず
M3:永遠のプラント 雫 with clammbon
Modify 雫 with clammbon & Michael Kaneko
M4:1,000,000,000,000,000,000,000,000 LOVE
M5:KANADE Dance
◆トーク「SKY-HIと考える 日本発ポップカルチャーの世界戦略」(18:20~)【TALK】
出演:SKY-HI、川田十夢
BMSG設立2周年。今、SKY-HIは音楽やカルチャーの未来をどう捉えているのか? 所属アーティストのプロデュースにおけるこだわりからデジタルを活用したファンベースの拡げ方、自身も精通するアジアのマーケット事情などを掘り下げ、日本のポップカルチャーのこれからを考えた。
◆ライブ「小室哲哉 INNOFES Special LIVE」(19:20~)【LIVE】
イノフェス2022のフィナーレを飾るスペシャルライブを披露。永遠のヒット曲たちとARほか最新の映像テクノロジーが満載のスペシャルステージを届け、ラストはSKY-HIも飛び入り参加しコラボパフォーマンスを繰り広げた。
M1 Time to Count Down
M2 My Revolution
M3 CAN YOU CELEBRATE? Remix
M4 Route246+Get Wild
Special Collaboration with SKY-HI
(Photo by アンザイミキ)
<INNOFES XR STUDIO(ヒルズカフェ/スペース)>
INNOFES XR STUDIO(ヒルズカフェ/スペース)では、女優・創作あーちすと「のん」が今年はイノフェスXR STUDIOでこの日限りのXRパフォーマンスを披露。XRスタジオが作り出す異次元空間での「やまないガール」の生パフォーマンスでステージを盛り上げた。
トークセッションでは、後藤正文とイェール大学助教授・成田悠輔が民主主義からミュージックシーン、エンタメシーンについて徹底議論したほか、福岡ソフトバンクホークス前監督・工藤公康らがNFTや自由視点映像などで盛り上がるスポーツエンターテインメントについて語る場面も。「2050年の未来に、街とテクノロジーはどう共存すべきか」(出演:落合陽一、藤原麻里菜、伊東有)、「新しい経済を社会 NFT、DAOが創る未来」(守慎哉、サッシャ)など、テクノロジーと未来について考えた。
<CHINTAI INNOFES FUTURE PLAZA(大屋根プラザ)>
CHINTAI INNOFES FUTURE PLAZA(大屋根プラザ)では、「メタバースで都市体験をどう拡張させていくのか」「AIが創る音楽の未来~作曲AI FIMMIGRM TM(フィミグラム)とは~」「ブロックチェーンとシェアリングエコノミーが創る新しい社会」などのトークに加え、MAPアーティストであるYABI×YABI、東京〇X問題、Suhm、藤本陸斗が出演する「CHINTAI presents MAP LIVE & TALK 」も実施。半年間にわたって実施してきた、新人アーティスト発掘プロジェクトの成果が披露された。
◎イベント情報
【J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA 2022】
開催日: 2022年10月21日(金)、22日(土)、23日(日) [*21日(金)はビジネスデー]
時間:開場 12:00 開演 13:00
場所:六本木ヒルズ・ヒルズアリーナ(TDK INNOFES ARENA) 、大屋根プラザ(CHINTAI INNOFES FUTURE PLAZA)、ヒルズカフェ/スペース(INNOFES XR STUDIO)、メタバース会場(J-WAVE META STUDIO)
主催:J-WAVE / 筑波大学
企画制作:J-WAVE / 筑波大学 / HOT STUFF PROMOTION / Nu ink.
後援:文部科学省
協賛:田中貴金属グループ / CHINTAI / TDK / 凸版印刷 / 森ビル
コンテンツパートナー:SYNCLIVE
テクノロジーパートナー:株式会社タケナカ / 株式会社シムディレクト
配信パートナー:eContent
https://www.j-wave.co.jp/iwf2022/
配信チケット販売
アーカイブ期間 10月24日(月)18:00~10月30日(日)23:59まで
※アーカイブ配信は一部映像が編集でカットされる場合がございますので予めご了承ください。
https://eplus.jp/iwf2022/ppv/
Photo by アンザイミキ
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