2022/10/20
BTSのメンバーは間違いなく兵役義務を履行しなければならない。しかし、コリア・タイムスが報じたところによると、RM、JIN、SUGA、J-HOPE、JIMIN、V、JUNG KOOKの7名からなるグループは、“公益”のために“国家”イベントに自由に参加できると韓国国防省が現地時間2022年10月17日に話したそうだ。
彼らのレーベルであるBIG HIT MUSICが、メンバー全員が兵役義務を完了する予定であると発表した後の記者会見で、韓国国防部のムン・ホンシク報道官職務代理は「我々の立場は、公益のための国家レベルのイベントや国益の視点からみて計画されたイベントがある場合、彼らが参加したいと望むなら、その機会を提供するということです」と述べた。現段階で、韓国国防省はどのような国家的行事が適用対象になるのか明かしていないが、タイムス紙は今月初め、イ・ジョンソプ国防相が「BTSのメンバーは兵役期間中に海外公演に参加できる可能性がある」と述べたと報じていた。BTSの広報担当者は追加コメントのリクエストに応じていない。
新しいソロ・シングル「The Astronaut」を10月28日にリリースすると今週火曜日に発表したばかりの最年長JINが、まず最初に兵役義務の履行を開始する。彼は今年12月に30歳となり、グループ最年少は25歳のJUNG KOOKだ。
BIG HIT MUSICは声明で、「JINは10月末のソロ・シングルのリリースのスケジュールが終了次第、(兵役義務履行の)手続きを開始する予定です」と明らかにした。「彼は、その後韓国政府の入隊手続きに従うことになります。BTSの他のメンバーも個々の計画に基づいて兵役を遂行する予定です」と続けた。そのため、BTSが7人揃ってグループ活動を再開するのは2025年頃と予想されている。
韓国の健常な男性は、最低でも18か月間兵役義務を履行しなければならないが、兵役期間は変わることがある。徴兵は18歳になる年に始まるが、28歳まで延期することができる。2020年12月、韓国国会で、K-POPエンターテイナーが韓国の文化的影響力を世界で高めたとして政府の勲章を受章した場合、兵役入隊を30歳まで先延ばしにできる、いわゆる“BTS法案”が可決された。
K-POPの人気が世界的に高まる中、BTSだけでなく韓国の男性ポップスター全般に対する兵役義務は近年、韓国国内で賛否両論を呼んでいる。一部の国会議員を含む多くの人々は、韓国の世界的な認知度に貢献しているミュージシャンたちは免除の対象になるべきだと主張する一方、韓国国防省の一部を含め、その動きに反対する人々もいる。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像