2022/10/09 14:00
2022年10月10日付のBillboard JAPAN週間“Top Singles Sales”で、=LOVE『Be Selfish』が195,863枚を売り上げ、首位を獲得した(集計期間2022年9月26日~2022年10月2日)。
『Be Selfish』は、前作『あの子コンプレックス』から4カ月ぶりとなる12枚目のシングルで、表題曲の「Be Selfish」は野口衣織がセンターポジションを務めた。
今回は=LOVEの12枚のシングルの販売動向をSoundScanJapanのデータを使用し調査した。
まず、デビュー作『=LOVE』から本作『Be Selfish』の発売初週の販売数と、2022年10月2日までの累計販売数をグラフ化した物が図1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/117491/2)である。各シングルの初週販売数(図中緑)を見ると、デビュー作『=LOVE』から7作目『CAMEO』まで順調に伸びている。特に6作目『ズルいよ ズルいね』の伸びが大きく、ここで初のシングルセールスランキング首位を獲得している。しかし8作目『青春“サブリミナル”』から10作目『The 5th』はコロナ禍の影響を受け販売枚数は若干低迷した。その後、前作『あの子コンプレックス』はシングルセールスランキングでは首位こそ逃したものの、それまで7作目『CAMEO』が持っていた179,948枚の初週販売枚数の自己最高記録を191,447枚売り上げ更新、今作『Be Selfish』は195,863枚を売り上げ初週販売枚数を更新した上に首位獲得と、デビュー以来最高の勢いを見せている。
図中橙は2週目から2022年10月2日の販売枚数(初週を除いた販売枚数)となっており、初週販売枚数(図中緑)に積み重ねると累計販売枚数となる。2週目以降の販売がまだない『Be Selfish』は初週販売枚数と累計販売枚数が同数となっている。累計販売枚数を比較すると、最も多いのは前作『あの子コンプレックス』で、次点が6作目の『ズルいよ ズルいね』となっている。また、8作目『青春“サブリミナル”』は初週販売枚数は12作中6番目の販売数だったが2週目以降の販売枚数は前作中最も多く、累計では全作中3番目につけている。
今作『Be Selfish』は約2年ぶりに首位を獲得し、2作連続自己記録も更新、累計販売枚数が初週のみで12作中5番目となっているが、今後も販売枚数を更に積み上げると予想される。=LOVEの今後の活躍に注視したい。
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