2022/10/04
スヌープ・ドッグが、1993年にドクター・ドレーがプロデュースしたソロ・デビュー・アルバム『ドギースタイル』の30周年を記念して、またしても壮大なコラボレーションを計画していると明かした。
2022年9月30日に公開されたポッドキャスト『Know Mercy』のインタビューで、米ESPN解説者のスティーブン・A・スミスと話したスヌープは、「俺とドクター・ドレーはここ2か月間アルバムに取り組んでいる」と話している。ドレーがプロデュースするアルバムのレコーディングは11月に終了する予定で、タイトルは『Missionary』であると彼は付け加えた。タイトルの由来について聞かれると、スヌープは、「最初のアルバムが”ドギースタイル”だったから」と茶目っ気たっぷりに答えた。現時点で、このアルバムやその発売日に関する追加情報は発表されていない。
また、以前のレーベルである<デス・ロウ・レコード>を所有することになった経緯について聞かれたスヌープは、デビュー・アルバムのマスター音源を得ようと試みた過程で、以前の所有者がレーベル全体よりも『ドギースタイル』のマスターに高い代金を請求していたと説明した。彼は、「“俺が今欲しいのマスターなのか、それとも本当は戻ってそのレガシーを手に入れたいのか?”と自問せずにはいられなかった」と語っている。
そこで彼は、レーベルと『ドギースタイル』のマスターを買い戻す計画を立てた。その結果、彼は投獄された元CEOのマリオン・“シュグ”・ナイトが共同設立したレーベルの他の全アーティストについて考え、彼らのマスターも全て取り戻し、きちんと報酬をもらえるようにする計画を思いついた。スヌープは、「それらを全部買ったけれど、もう一つ足りないものがあったんだ。(音楽)出版権だよ。原盤はあっても、出版権がないと。だから、それもよこせって言った」と明かしている。
スヌープは、その全てを確保するためには“たくさん”費用がかかったものの、その価値があったと語り、「<デス・ロウ・レコード>のレガシーは、西海岸から生まれた最も多産で主要でビジネス志向の強い会社の一つで、生涯にわたって心に残るはずだ」と述べた。
スヌープの最新アルバムは今年の『BODR(Bacc on Death Row)』で、前所属レーベルからは3作目、実に26年ぶりのリリースとなった。<デス・ロウ>からの前作は1996年の『Tha Doggfather』だった。
『Know Mercy』の最新エピソードでスヌープがドレーについて話しているのは34分30秒あたりからだ。
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