2022/09/30 13:50
『5SOS5』と題された5thスタジオ・アルバムをリリースしたばかりのファイヴ・セカンズ・オブ・サマーが、自分たちの音楽的インスピレーションについて、特にフー・ファイターズのデイヴ・グロールとドラマーの故テイラー・ホーキンスへの思いをApple Musicのゼイン・ロウとのインタビューで語った。
リード・ボーカルのルーク・ヘミングスは、2022年3月に50歳で急逝したテイラーについて、「テイラーに関してはとにかく悲劇的で、彼がいないと寂しいと思えてしまうことがあまりにもあります。友人や家族からバンド、そしてファンのエンターテイメントに至るまで全てにおいて。誰もが心から彼を恋しがっています」と述べた。
ルークはまた、1994年にニルヴァーナで一緒にバンドをしていた故カート・コバーンの死を経験したデイヴへの思いも語っている。「デイヴのような人について考えてみると、彼が自分の人生を振り返る時……とても老いて白髪も増えた頃に、全ての悲劇と勝利を経て、デイヴほどたくさんの”生”を人生から絞り出すことができた人は少ないだろうと思うんです」と彼は語り、「先日“ソニック・ハイウェイズ”まで見たんですよ。とにかく素晴らしいシリーズです。そしてまた見始めました。3話まで見たところで、どれくらい時間が経ったか分からなくなりました。 彼の本も素晴らしい。まだ読んでないなら読むべきです、すごいから」と称賛した。ここで彼が言う『ソニック・ハイウェイズ』は、フー・ファイターズの同名アルバムに付随するHBOドキュメンタリー・シリーズのことだ。
テイラーは今年の3月25日、バンドのライブのために滞在していたコロンビアのボゴタで急逝した。9月27日にフー・ファイターズは、米カリフォルニア州ロサンゼルスで彼のための特別なトリビュート・コンサートを開催した。亡くなったドラマーを称えるために数え切れないほどのスターがステージに上がり、この夜のMCを務めたデイヴは曲の合間にテイラーの逸話を披露しながら感動的な6時間に及ぶコンサートを進行した。
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