2022/08/31 16:30
リル・ナズ・Xは、例え自分の“良い人っぷり”を絶賛されていても、ファンに向けてジョークを飛ばすことに抜け目がない。
米掲示板サイトRedditに、とあるユーザーがリル・ナズ・Xと【2022 MTV ビデオ・ミュージック・アワード】(VMAs)のバックステージで会った体験談を投稿した。この人物は、イベントの途中で会場を出ようとしたところ、エレベーター操作スタッフによって誤った階に降ろされ、そこでリル・ナズ・Xを見かけたという。
「自分はシャイなので、彼に近づくのは非常に勇気が必要だった。邪魔にはなりたくなかったけど、ちょうど自分の誕生日だったし、こんなチャンスは一生に一度だろうから、意を決した」とユーザーは語り、「彼に(気まずく)“(本名の)モンテロ?”と声をかけると、彼は“はーい?”と返してくれた。“自分はここにいちゃダメで、恐縮なんだけど一緒に写真を撮っていいかな?”と聞くと、“いいけど、僕の格好がイケてるって言ってね”と笑いながら言ってくれた(彼はVMAs用の衣装を着用していた)。彼の言う通りにしたよ。彼は非常に優しく、ポーズもとってくれた。さらには写真がもっと良くなるように照明の調整を助言してくれたんだ」と説明した。
最終的にユーザーは、「最高だった。たくさんの可愛い写真を撮ったよ。自分は無給のインターンで、この業界の様々なクズに会ってきた。自分が尊敬する人と直接会って、彼が純粋に良い人だと知ることができたのは嬉しかった」と投稿を締めくくった。
この微笑ましいエピソードが、Pop Craveのツイッターに共有されたのを知ると、リル・ナズ・Xは「これは嘘だ。僕は実際には非常に意地悪な人間だよ。一度“インダストリー・ベイビー”の歌詞を間違えて歌っていたファンをビンタしたことだってある」とユーモアのあるリプを投稿した。
今年の【VMAs】で、リル・ナズ・Xは「インダストリー・ベイビー」のミュージック・ビデオで、<ベスト・コラボレーション賞>、<ベスト・アート・ディレクション賞>、そして<ベスト・ヴィジュアル・エフェクト賞>を受賞した。
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