2010/08/17 00:00
T.I.はアトランタ出身かもしれないが、ニューヨークのパーティのやり方をちゃんと心得ている。8/15の夜、ラッパーは出所以来初となるフル・ライブ・ショーをニューヨークのキャピターレで開催し、AXEミュージックの『ONE NIGHT ONLY』コンサート・シリーズをスタートさせた。
およそ2時間、『KING OF THE SOUTH』は小規模な観客を相手に、MARY J.BLIGE、CAM’RON、KERI HILSON、B.O.B.、SWIZZ BEATZなどのゲストを招いて多くのヒット曲を披露した。
午後11時頃、5人組のバック・バンドを率いたT.I.はダークブルーのフードつきの上着を着てステージに登場し「I’M BACK」、「TOP BACK」、「RUBBERBAND MAN」を立て続けに演奏。「おまえらが東西南北どこから来たってかまわない。オレと一緒に乗っていきたいならリアルにならなきゃダメだ」と言ってからT.I.は「RIDE WIT ME」をスタートさせた。
「THE KING OF HARLEM」では、CAM’RONにVADOとMAINOが加わった。B.O.B.はTIPの「ONE TOP OF THE WORLD」と「BET I」でフックを歌った。
2,3分間音楽が静まると、T.I.は昨年彼が銃の不法所持で服役中に手紙を書いてくれたニューヨークのファンたちに感謝の気持ちを伝えた。「おまえらが示してくれた愛に感謝しているよ。だけど、塀の向こう側には今も毎日同じ苦しみを抱えている人たちがいるんだ。LIL WAYNEのために応援してやってくれ」
スポンサーであるAXEボディ・スプレーについてしゃべったのち、T.I.はMARY J.BLIGEを「R&Bの女王、ヒップホップの女王、ニューヨークの女王」と紹介し、「GOOD LOVE」など2曲を共演し、観客からの大喝采を受けた。
SWIZZ BEATZは「FANCY」、「BRING ‘EM OUT」、「SWING YA RAG」で圧倒的なパフォーマンスを見せ、KERI HILSONは「GOT YOUR BACK」など2曲でT.I.とデュエットした。
ポロTシャツに着替えたT.I.は「WHATEVER U LIKE」と「LIVE YOUR LIFE」という2曲のナンバーワン・シングルでショーを締めくくった。
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