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2022/08/23 11:30

ドレイク、史上最もShazamされたアーティストに

 ドレイクが今週、再び大きな記録を打ち立てた。音楽認識サービスのShazamが20周年を記念して、過去20年間の主要な瞬間のリストを発表し、その中でドレイクが史上最もシャザムされたアーティストに認定された。彼はソロ曲とフィーチャリング曲を通じて、3億5000万回もシャザムされている。

 最もシャザムされたドレイクの楽曲は、2016年の『ヴューズ』に収録されている大ヒット・シングル「ワン・ダンス」で、1700万回以上シャザムされたそうだ。

 Apple傘下のShazamが発表したプレス・リリースによると、同サービスは現在までに700億曲を認識しているそうで、いくつかの注目すべき記録がまとめられている。

 初めてShazamで認識された曲は、T.レックスの「ジープスター」で、認識された日は2002年4月19日だった。また、BTSの「Butter」は史上最速で100万回シャザムされた曲(9日間)だった。2002年9月には、エミネムが「クリーニン・アウト・マイ・クローゼット」で、シャザムされた回数が初めて1000回に到達し、2010年2月にはケシャの「ティック・トック」が初の100万回を突破した。そして、リル・ウェインが、2009年2月に100万回、その後2011年6月に1000万回シャザムされた初のアーティストという記録をそれぞれ打ち立てた。

 エド・シーランの世界的ヒット「シェイプ・オブ・ユー」は最速で1000万回シャザム(87日)、トーンズ・アンド・アイのブレイク曲「ダンス・モンキー」は最速で2000万回シャザム(219日)に到達した曲となった。後者のシャザムされた回数は4100万回を超えており、史上最もシャザムされた曲にもなっている。

 Shazamは、2002年8月にSMSサービスとして英国で開始した。携帯電話に4桁のコードを入力し、曲の再生に合わせて電話をかざすと、曲名とアーティスト名のSMSメッセージが届き、曲を識別することができた。2008年7月には、Appleの新しいApp Storeで発売され、同年10月にはAndroid版も公開された。2018年9月にApple傘下となり、2021年6月には月間シャザム数が10億回を突破していた。

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