2010/08/12 00:00
JASON BONHAMはこの秋ツアーをする『JASON BONHAM’S LED ZEPPELIN EXPERIENCE』の一部としてLED ZEPPELINの再結成を約束するほど世間知らずではない。しかし、そのアイデアに真っ向から反対しているわけでもない。
「それを隠すつもりはないんだ」と2007年にロンドンのO2アリーナでのZEP再結成コンサートで亡き父親JOHN “BONZO”BONHAMの代役としてJIMMY PAGE、ROBERT PLANT、JOHN PAUL JONESと共にプレイした彼は言う。「できるだけすべてのショーに彼らを招待するつもりさ。だって僕のゴールであり夢なのは『彼らがクールだと思うようなことを僕がやって、彼らがステージに上がって一緒にプレイしたらクールじゃないか?』ってことなんだ。今回はそういうことをやりたいと思っているんだ」
PLANTは、この10月に北米でツアーが開始されるBONHAMのマルチメディア・ショーに対してすでに公に賛同の意を表していると言う。
BONHAMによると、O2公演のあと短期間一緒にやったプロジェクトが実現しないままに終わったPAGEとJONESからはまだ何も聞いていないという。このショーは、JOHN BONHAMの死とLED ZEPPELINの解散30年を記念するもので、THE BEATLESのトリビュート・ショー『RAIN』や『THE PINK FLOYD EXPERIENCE』を手がけたANNERIN PRODUCTIONが共同プロデュースする。
「僕がやりたいのは個人的な物語なんだ」とまだ明らかにされていない5人組のバンドをバックにつける予定のBONHAMは言う。ショーはアーカイブ的なビデオやセット・チェンジを使い、録音された曲解説を流すなどして「曲の背景や、どうして僕がそれをプレイするのか、さらには父の思い出や、ZEPPELINへの思い入れなどを伝えていきたい。素晴らしい音楽の旅になるはずだよ」
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