2022/08/07 14:00
2022年7月27日公開(集計期間:2022年7月25日~7月31日)のBillboard JAPAN週間シングル・セールス・チャート“Top Singles Sales”で、KinKi Kidsの『Amazing Love』が169,070枚を売り上げて首位を獲得した。
『Amazing Love』は、KinKi Kidsにとって45枚目となるシングル。表題曲の作詞はKinKi Kids、作曲は山下達郎が手がけ、さらにカップリングには竹内まりやが提供した「Midnight Rain」が収録されている。
本作は週前半の3日間で141,601枚を売り上げ、週間チャートでは169,070枚を記録した。なお、2022年3月16日にリリースされた前作『高純度romance』の初週売上は169,404枚で、セールスはほぼ横ばいをキープした。
本記事では『Amazing Love』の販売動向を調査するため、前作『高純度romance』と前々作『アン/ペア』(2021/7/21リリース)、さらに42thシングルの『KANZAI BOYA』(2020/6/17リリース)と比較してみる。図1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/115273/2)は、KinKi Kidsのシングル直近4作の実店舗での発売初週の地域別販売比率のグラフとなる。また、一般的なシングルと比較するため、2022年に販売されたシングルの地域別販売比率を全シングルとしてグラフに追加している。
まず全シングルと比較してみると、占有率の大きい地域の順番(関東、近畿、中部)は変わらない。しかし『Amazing Love』と全シングルで内訳を比べてみると、関東は43.3%/50.7%、近畿は18.5%/12.9%、中部は12.1%/10.6%と、関東のパーセンテージが低く、近畿、中部での支持が厚いことがわかる。
この傾向は過去作も同様で、メンバー2人の地元である近畿は常に18%を超える占有率を誇る。『Amazing Love』と『高純度romance』に関してはリリーススパンが約4か月と比較的短く、差異は小さくて当然なのだが、直近4作の最大値と最小値の差が1%を超える地域は関東(3.6%差)のみで、全国的に抜群の安定感がうかがえる結果となった。
2022年でCDデビュー25周年を迎えるKinKi Kids。7月にはYouTubeチャンネルも開設され、今後さらに多くのリスナーに彼らの音楽が届くことに期待したい。
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