2022/08/04 12:00
2022年8年3日にリル・ナズ・Xが、7月29日にリリースされたビヨンセのニュー・アルバム『ルネッサンス』の感想をインスタグラム・ストーリーズに投稿した。
彼は自分の姿を鏡越しに写したセルフィーと共に、「このビヨンセのアルバム、どことなく僕の人生を変えているんだよな、皮肉でもなんでもなく。これには非常にたくさんの意図が込められている。彼女に花が贈られるのは当然だろう。取り入ろうとしているわけじゃないよ」と綴った。
ダンスとハウス・ミュージックに進出したビヨンセの新作は、ボールルーム・カルチャー、セルフ・エンパワーメント、そして彼女の亡き叔父への賛辞が込められており、ファンから高い評価を得ている。このアルバムは先週、米ビルボードの新作人気投票で57%の票を集めて優勝した。
だが彼女のアルバム・リリースには、それなりの問題があった。まず、リリース予定日より数日前に内容が流出してしまった。また、同作のクレジットが公開された際、「Energy」でケリスの2003年のシングル「Milkshake」が勝手にサンプリングされていたことを本人が問題視した。ケリスはこの曲の著作権を所有していないが、ビヨンセはTidalとApple Musicで配信されているこの楽曲のストリーミング・バージョンから「Milkshake」のサンプルを削除し始めたようだ。
さらに、『ルネッサンス』が正式にリリースされた時、障がい者支援団体も「Heated」で健常者が障がい者を揶揄する中傷が使われているとしてビヨンセを批判した。その1か月前に、リゾも自身のシングル「Grrrls」で同じ言葉を使ったことで同様の反発に直面していた。リゾはすでに歌詞を変更しており、ビヨンセも自曲からこの言葉を削除することを約束している。しかし、モニカ・ルインスキーが過去曲「Partition」の歌詞を変更するよう求めたことに対してはまだ反応していないようだ。
.@LilNasX on Instagram talking about @Beyonce's Renaissance album. pic.twitter.com/GzT6lXq3w2
— Davide (@DavideLNX) August 3, 2022
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