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2022/07/22

ジュリアン・レノン、法的に改名した理由を明かす

 パンデミックは人々に様々な変化をもたらしたが、ジュリアン・レノンにとってその変化は本名を改名することだった。

 ポッドキャスト『Word in Your Ear』に出演した故ジョン・レノンと故シンシア・レノンの息子は、自分の名前を“ジョン・チャールズ・ジュリアン・レノン”から“ジュリアン・チャールズ・ジョン・レノン”へと改名したことを明かした。

 「2020年、ちょうど皆が檻の中に閉じ込められる直前にやっと法的に改名すると決断したんだ……移動する時やセキュリティー会社とか色々な面でしてきたクソみたいな経験が年々不快になってきてね。ずっとジュリアンとして知られてきたのに(ジョンと呼ばれるのは)自分じゃないみたいな感覚だったんだ」とジュリアンは説明した。

 また、ジュリアンは改名したことで「新たな世界が開けた」と話した。「恥ずかしいとか、軽蔑してるわけじゃない。自分でいる必要があったんだ。ついに“ジュリアン”としての声を聞いてもらう必要がね。これはジュリアンがすること。“ジョンの息子”ではなく。これが僕の道のりの一部で……自分にとって納得できる決断だった」と付け足している。

 両親の意思を尊重する形で改名しただけでなく、ジュリアンは自身の力でシンガー・ソングライターとしての成功を掴んでいる。これまでのキャリアの中で、彼は6枚のスタジオ・アルバムをリリースしていて、うち1984年にリリースされた『ヴァロッテ』を含む4作が米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”にチャートインしている。米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”では、トップ10入りを果たした「Valotte」(9位)と「Too Late for Goodbyes」(5位)を含む複数のヒットを記録している。

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